イーサリアムの反発、2,150ドルで失速 弱気派が重要レジスタンスを防衛

イーサリアムの反発、2,150ドルで失速 弱気派が重要レジスタンスを防衛

イーサリアム (ETH) は、慎重な回復局面の中で2,100ドルゾーンを取り戻したものの、2,150ドルのレジスタンスを下回る水準では反発が依然として脆弱だとトレーダーらは警戒している。

ETHの回復はレジスタンスに直面

時価総額第2位の暗号資産は、ビットコインの類似した安定化の動きに呼応する形で、2,050ドルのサポートゾーン上で底固めした後、2,075ドルのスイング安値から上昇した。

強気勢は価格を2,150ドル付近まで押し上げたものの、その水準で売り手が再び台頭した。

現在、この通貨ペアは2,120ドルおよび100時間単純移動平均線を下回って推移しており、時間足のETH/USDチャートでは弱気トレンドラインが上値を抑えている。

価格は、2,197ドルのスイング高値から2,075ドル安値までの下落に対する38.2%フィボナッチ・リトレースメントを上抜けた。

一方、2,150ドル付近の61.8%戻しが次の大きなハードルとなっている。2,200ドルを明確に上抜ければ、2,220ドル、さらに近い将来には2,300ドル方向への上値余地が開ける可能性がある。

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弱気モメンタムのシグナルが強まる

テクニカル指標は依然として強気勢に逆風となっている。時間足のMACDは弱気ゾーンで下落方向の勢いを増しており、時間足のRSIも50ラインを下回って推移している。

独立系アナリストは、ETHが4日足チャート上の上昇サポートラインを割り込んだ後、2,108ドル付近で推移していたことを指摘した。

このブレイクダウンにより、短期の時間軸では売り手が再び主導権を握った格好だ。

他のアナリストも同様のチャートパターンを指摘しており、ETHは2,115ドル付近で50日移動平均線と200日移動平均線の両方を下回って取引されているという。週足で2,125ドルを明確に上回って引ければ2,160ドル方向への上値余地が開ける一方、2,108ドルを割り込めば2,080ドルの再テストにつながるシナリオも浮上する。

今月のETH価格の位置づけ

2,150ドルを明確に上抜けられない場合、イーサリアムはまず2,085ドル、その次に2,075ドルの初期サポート水準への押し戻しに直面する可能性が高い。これらを明確に下抜けた場合、価格は2,020ドルや心理的節目となる2,000ドル方向に押し下げられ、1,940ドル付近の主要サポートが意識されるだろう。

現在のもみ合いは、同資産にとって波乱含みの局面に続くものだ。2月末に1,837ドルから反発した後、ETHは3月を通じておおむね2,200ドル前後で推移したが、4月初旬までに2,040〜2,060ドルレンジまで調整した。その後、トークンは急騰して4月半ばには月間高値となる2,450ドルを付けたものの、5億ドル規模のポジション解消に伴って上昇トレンドラインが崩れ、月末までに約8%下落した。ETHは年初来で4月を通算22.8%安で終えている。

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