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イーサリアム急落でピーター・ティール基金がETHZilla株を全売却

イーサリアム急落でピーター・ティール基金がETHZilla株を全売却

ピーター・ティールFounders Fundは、暗号資産準備戦略への転換が長期的な弱気相場で頓挫するなかで、イーサリアム (ETH) を保有するデジタル資産財務企業 ETHZilla から完全に撤退した。ETHが直近高値から50%以上下落 する事態となっている。

何が起きたのか:ティール基金がETHZillaから撤退

2025年8月時点で、ティールはThe Founders Fundなどの法人を通じてETHZillaの7.5%の株式を保有していた。しかし最新のSEC提出書類では、これらの法人は2025年末までに同社株式の保有がゼロになったと報告しており、完全撤退が確認された。

かつて180 Life Sciencesとして事業を行っていたETHZillaは、イーサリアム財務戦略へのリブランディング後、ピーク時には10万ETH超を保有していた。市場環境が10月に悪化すると、同社は自社株買いの資金を捻出するために約4,000万ドル相当のイーサを売却した。

12月には2回目の売却ラウンドが行われ、合計約7,450万ドルを処分し、その資金でシニア担保付転換社債を返済した。CoinGeckoのデータによると、同社の現在の保有量は69,802 ETHとなっている。

イーサリアムは2025年第4四半期に28.4%下落し、2022年以来初めて第4四半期がマイナスとなった。ETHは2026年1月に17.7%下落して引けており、2月もこれまでにさらに18.1%下落しており、記事執筆時点の価格は2,017ドルで取引されている。

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なぜ重要なのか:財務モデルへの圧力

継続的な価格下落は、企業が保有する暗号資産価値を直接的に押し下げ、セクター全体の株価に圧力をかけている。たとえばBitMineは、70億ドル超の含み損を抱えており、年初来で株価は25.7%下落している。

デジタル資産を用いた財務戦略の波は、Strategy(旧MicroStrategy)が2020年に開始したビットコイン (BTC) 戦略を企業が追随し、暗号資産を準備資産として積み増す 中で、昨年勢いを増していた。

しかし、この戦略はいま初の本格的なストレステストに直面している。ETHZillaはその後、さらなる事業転換を打ち出しており、完全子会社のETHZilla Aerospaceが、リースされたジェットエンジンの株式にトークン化されたエクスポージャーを提供することを目指している。

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