カルダノ (ADA) は直近1週間で約13%上昇し、足元では0.22ドル前後で推移している。買い戻しが加速するなか、0.23〜0.26ドルといった近接水準に加え、将来的に8ドルを目指すとの強気シナリオまで取り沙汰されている。ただし、RSI(相対力指数)が買われ過ぎゾーンに入りつつあり、短期的な押し目リスクも意識されている。
主なポイント
- ADAは直近7日間で約13%上昇し、時価総額上位20銘柄の中でも上昇率上位に浮上。
- 目先の重要水準として0.23ドル、0.25ドル、0.26ドルが意識される一方、一部には8ドルまでの極めて強気な予測も。
- RSIは73近辺と「買われ過ぎ」水準にあり、短期的な反落・調整の可能性が高まっている。
カルダノ相場の急反発
暗号資産情報サイト CoinGecko によると、ADAは取引水準が0.22ドル近辺まで切り上がり、週間で13%高と、時価総額上位20銘柄の中でも際立つパフォーマンスを記録した。同期間では ビットコイン (BTC) や イーサリアム (ETH) をも上回る上昇となっている。
デリバティブデータを提供する CoinGlass の統計では、中央集権型取引所(CEX)からのADA流出が流入を上回り、投資家が保有通貨を自己管理ウォレットへ移す動きが強まっていることが示された。売りに回り得る即時供給が絞られる格好で、足元の上昇相場を下支えしている可能性がある。
もっとも、上昇一辺倒というわけではない。ADAのRSIは73近辺と、一般的に「買われ過ぎ」とされる70を上回っており、短期的な反落・スピード調整が生じやすい局面に入りつつある。
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ADAに対するアナリストの価格目標
暗号資産系アナリストの More Crypto Online は、今回の反発基調はなお維持されていると分析し、次の焦点として0.23ドルの明確な上抜けを挙げた。
Crypto With Gopal は、テクニカル面で「逆三尊(インバーテッド・ヘッド・アンド・ショルダー)」パターンの形成に注目。ネックラインとされる0.22ドル近辺で買い方が価格を支えており、この水準を守りながら上値抵抗に再挑戦していると指摘した。
同氏は「ネックラインを明確に上放れれば、0.26ドル方向への上値余地が開ける」とコメントしている。別のアナリスト Sssebi は、まず0.25ドルを回復できれば、0.30ドルまでも上伸する「大きなチャンス」があるとし、Ali Martinez は直近でトム・デマーク・シーケンシャル(Tom DeMark Sequential)に基づく買いシグナルが点灯したと報告している。いずれも、さらなる上昇が前提となるシナリオだ。
中でも最も強気な見通しを示したのが Cup で、「史上最大のアルトコインシーズンが始まろうとしている」とし、ADAが過去最高値を更新し8ドルに到達する可能性まで言及した。
ADAはここ数週間で急騰局面を繰り返しており、8月初旬には1週間で18%上昇、その後8月27日までの7日間で20%高を演じている。こうした断続的な急反発が強気派の見通しを後押ししている一方、足元のRSIの水準は、短期モメンタムが過度に高まりやすいことも示しており、上昇と調整が交錯するボラタイルな展開が続く可能性がある。

