Monero (XMR) は1日で約20%の下落となり、一時500ドルを割り込んだ。しかしオンチェーンデータやデリバティブ指標を見ると、この急落はファンダメンタルなトレンド反転というより、レバレッジの巻き戻し(フラッシュ)を反映した可能性が高い。
何が起きたのか:プライバシーコインが20%急落
この急落は短期トレーダーの間で懸念を呼んだものの、現状の指標はパニック売りというより、コントロールされた売りが中心であることを示している。
マネー・フロー・インデックス(MFI)は反落したものの、中立の50水準を上回っており、依然として需要が売り圧力を上回っていることを示唆する。MFIは価格と出来高を組み合わせる指標であるため、プラス圏の維持は、構造的な弱さというよりラリー後の疲れを意味することが多い。
オープンインタレストは48時間で20.8%減少し、6億2400万ドルから4億9400万ドルへと低下した。一見すると弱気材料に見える。
実際には、この減少は行き過ぎたロングポジションが振り落とされた結果と見る方が自然だ。下落局面でも資金調達レートはプラス圏を維持しており、トレーダーは依然としてロングポジション維持のために支払いを続けている。
アナリストの Matthew Hyland 氏は、XMRが10年にわたって形成してきた上昇トライアングル型のパターンに注目している。価格は2016〜2017年サイクルまでさかのぼる上昇斜行サポートを一貫して尊重してきたという。「個人的には、今後5〜20年で1万〜12万5000ドルを想定している」と述べ、プライバシーコインに対する長期強気シナリオを示した。
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なぜ重要か:リカバリーの可能性
記事執筆時点で、モネロは約499ドルで取引されている。この売りは価格を23.6%フィボナッチ・リトレースメント水準の下へ押し下げた。
500ドルを素早く回復できれば、下方リスクの多くは打ち消されるだろう。積極的なディストリビューションの兆候が乏しく、ロングが依然として主導権を握っていることを踏まえると、560ドル付近への反発は十分にあり得る展開であり、モメンタムが強まれば600ドル再トライも視野に入る。
ただし、市場センチメントが反転し利確売りが加速すれば、この強気のセットアップは崩れる。
その場合、次の重要サポートは450ドルとなり、ここを割り込むとXMRは417ドル近辺への一段安にさらされることになる。
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