Bankr、Base上のAerodromeでトークン化株式向け エージェント駆動型流動性提供機能を開始

BankrがAerodrome上でトークン化株式向けエージェント型 流動性提供機能を開始。個人投資家も簡単にマーケットメイク参加。
4時間前
Bankr、Base上のAerodromeでトークン化株式向け エージェント駆動型流動性提供機能を開始

米カリフォルニア州バークレー発、2026年8月28日(Chainwire)

自然言語の指示だけで流動性供給者になれる──AIエージェントが24時間365日ポジションを自動管理

AIエージェント向け金融インフラを手がけるBankrは、Baseチェーン上の主要分散型取引所(DEX)であるAerodrome上で、トークン化株式を対象とした初の「自然言語ベース流動性提供プロダクト」をローンチした。ユーザーは対応するCoinbase Tokenized Stocksを購入し、テキストによるワンコマンドでそのまま流動性として供出できる。これにより、これまで一部のプロップトレーディング/マーケットメイク企業に集中していた収益機会に、個人投資家もアクセスできるようになる。

今回のローンチは、Coinbase Tokenized StocksがB20規格のもとでBase上にネイティブ展開されたタイミングに合わせて行われたもの。Aerodromeは、トークン化されたAppleやNVIDIAの株式など、これらB20トークンの主要な流動性プラットフォームとして機能する。

これまで株式市場での流動性供給は、高度な専用インフラと優先的な市場アクセスを備えた専門トレーディング企業の独壇場だった。2025年には、米国最大手のマーケットメイカーが年間122億ドルという過去最高のトレーディング収益を計上している。一方で、トークン化株式はこの構図を変えつつある。オンチェーンのトークン化株式の取引高は今年に入り約8倍に拡大しており、その55%は米国の通常取引時間外、つまり従来型のマーケットメイカーが気配を出していない時間帯に発生している。

Bankrの新プロダクトは、まさにこのギャップを埋めることを狙ったものだ。ユーザーはAerodrome上で集中型流動性ポジション(concentrated liquidity)を構築・運用できるが、価格レンジを自分で細かく設定する必要はない。BankrのAIエージェントが市場価格の変動を常時監視し、ポジションを自動的にリバランスする。これは夜間や週末、さらには伝統的な株式市場が閉まっている時間帯も含めて24時間365日稼働する。ポジションの起案や最終的なコントロール権限はあくまでユーザーが持ち、エージェントはユーザーが事前に承認したパラメータの範囲内でのみ行動する設計となっている。

トークン化株式がBase上で稼働を開始した月曜日以降、Aerodromeでは4つのプールを通じて合計1億300万ドル相当のトークン化株式が取引されており、株式取引における24時間流動性の提供を実証している。

「株式のマーケットメイクはこの30年間、クローズドなクラブのような存在でした。CoinbaseとAerodromeが、それをパーミッションレスかつオンチェーンの世界に持ち込みました。そして私たちは、それを“1行の文章入力”にまで簡略化したのです」と、Bankr創業者の0xDeployer氏はコメントしている。

Coinbase Tokenized Stocksは、規制されたカストディアンによる分別管理口座で保管される現物株式を裏付け資産とするオンチェーン証書(証書型トークン)だ。トークンの設計、対象者の条件、償還メカニズムなどの詳細はCoinbaseのアナウンス(こちら)で公表されている。

Coinbase Tokenized Stocksは、米国以外の適格法域に居住するユーザーのみを対象としており、本人確認(KYC)その他の適格性審査が課される場合がある。また、流動性提供には価格変動、インパーマネントロス(IL)、逆選択、スマートコントラクト上の不具合など、さまざまなリスクが存在する点にも留意が必要だ。

「流動性プロバイダーは、厚みのある機能的なオンチェーン流動性の屋台骨です。オンチェーンファイナンスが拡大していく中で、この参入障壁を下げることは、市場の健全性を維持するうえで極めて重要です」と、Aerodromeのコアコントリビューターであり、Dromos LabsのCEO兼共同創業者であるAlex Cutler氏は述べている。

Bankrについて

Bankrは「エージェント経済」における金融OSを標榜するプラットフォームだ。自然言語で操作できるエージェント型ターミナル(トレーディング、自動化、ウォレット機能)と、AIエージェントをオンチェーンでローンチしマネタイズするためのビルダープラットフォームを組み合わせて提供している。現在、BaseおよびRobinhood Chain上でサービスを展開中。詳細は bankr.bot を参照。

Aerodromeについて

AerodromeはBaseネットワークにおける中核的なトレーディング/流動性ハブであり、同ネットワーク最大のDEXとして、トレーダーには高効率な約定を、流動性プロバイダーには持続可能なリワードを提供している。ビルダーやトークン発行体にとっては、新規および既存トークンの流動性市場を立ち上げ、ブートストラップし、成長させるための“ファーストチョイス”のDEXだ。2023年8月のローンチ以来、累計取引高は4,300億ドルを超え、トークン保有者には累計4億8,800万ドル超の収益を分配している。詳細は aerodrome.finance を参照。

問い合わせ先

Danny Brown Wolf
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