香港・葵涌 2026年8月7日(Chainwire)
CoinMarketCapは、Pro APIを拡張し、トークン化された伝統的金融商品(Real-World Asset:RWA)に対応する7つの新エンドポイント群(real-world asset (RWA) endpoints)を公開した。開発者はこれにより、トークン化株式や商品、通貨、政府証券、上場投資信託(ETF)、不動産など、実物資産に裏付けられたトークンのデータを、単一のプログラティックな窓口から取得できるようになった。新エンドポイントはすでに利用可能となっている。
今回のRWAエンドポイントは、各資産に安定した識別子を付与し、データのライフサイクル全体をカバーする構成となっている。IDマップおよびメタデータ用エンドポイントでは、各銘柄の説明情報や発行体などの企業情報を提供。アセット一覧およびクオート取得エンドポイントでは、トークン化された価格の集計値、時価総額、24時間取引高を返す。マーケットペアおよび発行体エンドポイントでは、オンチェーン上の基礎トークン、取引が行われている市場、ならびにそれらの発行主体に関する情報を開示する。主要なエンドポイントは、CoinMarketCapの無料「Basic」プラン以上でアクセス可能だ。
このRWA APIのローンチは、市場にとって象徴的なタイミングと重なった。SpaceXが株式公開を完了した際、CoinMarketCapは同社のトークン化株式データを取得する手順を解説したRWA開発者向けガイドを公開。伝統的金融における大型IPOと、オンチェーン上のデータを、同一のワークフローで接続する具体的なユースケースを示した形だ。
RWAエンドポイントの追加により、CoinMarketCapのAPI提供範囲は一段と広がった。CoinMarketCap Pro APIは、単一のインテグレーションとクレジット体系のもとで、暗号資産のリアルタイム/ヒストリカル価格データに加え、中央集権型取引所、分散型取引所(DEX)、デリバティブ、清算データまでをカバーする。また、CoinMarketCap Fear & Greed IndexやCMC20などの独自指数、リアルタイムのWebSocketストリーミング配信も提供している。
さらに、ホスト型MCPサーバーを通じたエージェントネイティブなアクセスや、従量課金型のx402サポート、開発者がアカウント登録やAPIキー無しで厳選されたエンドポイント群を呼び出せるKeyless Public APIも用意されている。
> 「本格的なクリプトプロダクトを構築するために、開発者が十数社ものデータプロバイダーをつなぎ合わせる必要はありません」とCoinMarketCapのCEO、Rush氏は述べた。「スポット、デリバティブ、DEX、当社独自インデックスをすでに網羅している既存APIに、トークン化された実物資産を統合することで、ビルダーに“ひとつの信頼できる真実のソース”を提供できます。私たちの目標はシンプルです。チームが最初に選び、最後まで使い続けるデータAPIであることです。」
今回の拡張は、CoinMarketCapが情報セキュリティおよびプライバシー管理を対象としたISO/IEC 27001およびISO/IEC 27701認証を、第三者機関であるBSIの審査を経て取得した流れを受けたものでもある。認証範囲には同社プラットフォームおよびAPI全体が含まれる。
CoinMarketCapについて
CoinMarketCapは“Home Of Crypto(暗号資産のホーム)”として、業界を代表するデータ・プラットフォームの地位を確立している。月間ページビューは10億超、トラッキング対象の暗号通貨は5,300万銘柄以上にのぼり、膨大な暗号資産インテリジェンスを体系化・提供することで、市場の発展を後押ししている。Forbes、Bloomberg、CNBC、The Wall Street Journalをはじめとする主要メディアは、暗号資産データの一次情報源としてCoinMarketCapに依拠している。
問い合わせ先
マーケティングマネージャー
Min Park
CoinMarketCap
[email protected]
