MEXCとHacken、AIトレーディング安全ハンドブックを共同発表 AI活用の高度化とリスク管理を両立へ

MEXCとHackenがAIトレーディング安全ハンドブックを公開。利用者・プラットフォーム双方の実務指針を示し、AI活用とリスク管理の両立を図る。
3時間前
MEXCとHacken、AIトレーディング安全ハンドブックを共同発表 AI活用の高度化とリスク管理を両立へ

コモロ連合ムツァムドゥ発、2026年10月28日──ゼロ手数料のデジタル資産取引で知られるMEXCと、ブロックチェーン向けセキュリティ/コンプライアンス/レギュラトリー・アシュアランスのパートナーであるHackenは、「MEXC × Hacken AIトレーディング安全ハンドブック」を共同で発表した。リサーチや投資判断の支援から注文執行に至るまで、AI支援型・自動化トレーディングツールを、利用者とプラットフォームがより安全に活用・実装するための実務ガイドを提供する。

このハンドブックは、直近の「MEXC AIトレーディングレポート」の内容を踏まえている。同レポートでは、AIへの強い関心と並行して、「自らのコントロールを確保したい」という明確なニーズが浮き彫りになった。MEXCが2026年に実施した調査によると、自動売買の利用意向は、資金・ポジション・レバレッジ・損失に上限を設けた場合、55%から71.8%へと大きく上昇している。

AIがトレーディングにおいて、より能動的な役割を担うようになる中で、ハンドブックは「安全性をAIモデル任せにしてはならない」と強調する。AIが関与する一連のアクションは、実行前に別個に設定された権限、資金的な上限、リスク管理策と必ず照合すべきだと指摘。認証情報の漏えい、過大な権限付与、データ改ざん・操作、意図しない注文執行といったリスクを整理し、ユーザー側・プラットフォーム側それぞれにとって実装可能なセーフガード(安全装置)を提示している。

ユーザー向けには、「Ask(問いかける)」「Verify(検証する)」「Limit(制限する)」「Control(管理する)」「Review(振り返る)」という5つの安全チェック項目を整理。一方、プラットフォーム向けには、「Guard(防御する)」「Limit(制限する)」「Approve(承認する)」「Controls(統制する)」「Test(検証する)」という5原則を示した。両者を組み合わせることで、AIの活用範囲を広げつつも、適切な統制を維持するための実務的なフレームワークとして機能する構成となっている。

MEXCのCEOであるVugar Usi Zade氏は次のように述べている。

「AIはトレーディングをより身近で効率的なものにできますが、機能が高度になるほど、より強固なセーフガードが求められます。MEXCは、イノベーションの恩恵をユーザーにもたらす一方で、AI導入には段階的かつ慎重なアプローチを取ります。私たちの“People First(人を中心に据える)”という原則は、コントロール、透明性、リスク管理を損なうことなく、新たな機能へのアクセスをユーザーに提供することを意味します。」

HackenのCEO兼共同創業者であるDyma Budorin氏も、AIエージェントの急速な普及に言及する。

「近い将来、注文を出す主体は、人間よりもAIエージェントの方が多くなるでしょう。そうしたAIへの信頼は、スマートコントラクトが信頼を獲得してきたプロセスにならうべきです。すなわち、独立した統制、継続的なレッドチーミング(侵入テスト)、そして誰もが検証できる証拠にもとづいて築かれるべきなのです。

このハンドブックは、そうしたリスクへの認識を高めるとともに、ユーザーとプラットフォーム双方に対して具体的な支援策を示すことを目的としています。AIの採用が広がるにつれ、プラットフォーム側は、これらのセーフガードを不断にテストし、新たなリスクの顕在化に応じて強化していく必要があります。」

MEXCとHackenは、本ハンドブックが、トレーディング分野へのAIの深い統合が進む中で、ユーザーおよびプラットフォームにとっての実務的なリファレンスとなることを期待している。業界全体でのリスク認識の向上と、より安全かつ責任あるAI導入を後押しする狙いだ。

■ MEXCについて
2018年に設立されたMEXCは、「0手数料で無限の投資機会へのゲートウェイ」をうたうグローバルなマルチアセット取引プラットフォームである。170以上のマーケットでユーザーにサービスを提供し、暗号資産、株式、トークン化資産、デリバティブ、さらに伝統的金融(TradFi)と連動した多様な商品へのシンプルかつ効率的なアクセスを、単一口座・単一プラットフォームで提供している。

ゼロ取引手数料、厚い流動性、幅広い銘柄ラインナップ、高パフォーマンスな取引環境を備えるMEXCは、「いち早く見つけ、素早く動き、少ない障壁で取引したい」個人投資家向けに設計されている。暗号資産と伝統的金融の融合が進む中、MEXCは世界の投資機会へのアクセスを一層オープンにすることに注力し、ユーザーが自由に取引し、「MEXCmize(MEXCで機会を最大化)」できるよう支援している。

MEXC Official Website| X | Telegram |How to Sign Up on MEXC

■ Hackenについて
Hackenは、金融機関およびその基盤インフラ(取引所、エコシステム、カストディアン、銀行、資産運用会社、トークン化プラットフォームなど)向けのセキュリティ/アシュアランス・パートナーである。AI領域では、AIエージェントのセキュリティ監査や、AIシステムに対するレッドチーミング(侵入テスト)などを手がける。

2017年の創業以来、60人超のエンジニアを擁し、欧州委員会、ADGM、Ethereum Foundation、Societe Generale-Forge、MetaMask、Bybitを含む1,500超のクライアントにサービスを提供してきた。

Hacken website | X | LinkedIn

■ メディア問い合わせ先
MEXC広報チーム:[email protected]

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