英国ロンドン 2026年6月25日 Chainwire発
6,000万ドルを調達したL2チームがインフラよりアプリを選択。初のプロダクトPyreが、新しいコンシューマーカテゴリー「エンターテインメントファイナンス」を創出。$SOPHはBase上でエコシステム最大級のプロジェクトトークンの一つに。
Sophon は本日、ZK技術を用いたレイヤー2ブロックチェーンをサンセットし、Base上で構築するコンシューマープロダクトスタジオ「SOPH」として再ローンチすることを発表しました。同社は、2025年9月以降主張してきた「暗号資産のインフラ時代は終わった」という thesis を、十分な資金を持つL2チームとして初めて公に行動に移します。
Sophonは2024年、オンチェーンのコンシューマー体験向けプラットフォーム構築のために6,000万ドルを調達しました。このミッションは変わっていません。変わったのは、どこで価値が生まれるかという同社の見方です。
「9か月前に立ち止まり、基本に立ち返って問い直しました──自分たちのチェーンは、年間数百万ドルをインフラに投じるだけのことを本当にしているのか?答えはノーでした。インフラはコモディティ化しています。私たちのような汎用チェーンの中堅〜ロングテールでは、チェーンレイヤーで生まれる価値はほぼゼロです。価値はアプリレイヤーに上がっていき、そこで重要になるのはユーティリティ、テイスト、そしてディストリビューションです。そこが私たちの得意領域でした。チェーンは、実は必要としていなかった部分だったのです。」 - Seb(Sophon創業者兼CEO)
Sophonはまた、業界全体に対してストレートなメッセージを発信しています。
「エコシステムファーミングは墓場です」とSebは語ります。「今でもそのプレイブックを回しているチームは、短期的な虚栄的指標を追いかけ、自社のプロダクトマーケットフィットを、ビジネス成長に対するインセンティブをほとんど持たないサードパーティビルダーにアウトソースしています。次の暗号資産のフェーズを制するのは、空疎なインフラを積み上げるチームではなく、人が実際に使うプロダクトをつくるチームです。」
インフラからアプリケーションへ
Sophonのリーダーシップは、エコシステムファーストモデルが自社にとって誤った道だったと結論づけました。問題は、単に開発者の関心をめぐる競争ではありません。そもそもの前提が破綻していたのです。
コンシューマープロダクトは、エコシステムにアウトソースすることはできません。本気のチームは、流動性、ディストリビューション、インフラの厚み、そしてユーザーへのダイレクトな導線がある場所で構築します。これに対し、体験重視の汎用チェーンは、インセンティブやグラント、エコシステムキャンペーンによってアクティビティを「作り出そう」としがちです。Sophonは、もはやそれがプロダクトマーケットフィットへの現実的な道だとは考えていません。
同社は別の決断を下しました──チェーンをプロダクトとして扱うのをやめ、トレジャリー、チーム、ディストリビューションのリソースをアプリケーションそのものに集中させるという選択です。
「ゴールは常に、PMF(プロダクトマーケットフィット)に至る最もリアルなパスに乗り続けることです。そしてスタートアップは、ただ受け身でそのパスに居続けられるものではありません。私たちは、ポストチェーン時代にこれまで以上に強くなるために、Baseが解き放つスケールでまったく新しいコンシューマーファイナンスとAI体験を届けられるよう、あえて難しい決断を下しました。」
- Oskari Tempakka(Sophon CMO)
同社は、2025年から開発してきたコンシューマー志向のコアチーム、トレジャリー、プロダクトパイプラインを維持します。今後Sophonは、暗号資産のレールを活用したコンシューマーファイナンスおよびAIプロダクトの構築にフォーカスするテクノロジースタジオとして事業を展開します。
Sophonは、オンラインとオフラインの双方で「ハイテイストな」体験づくりに定評があります。今後はそのこだわりを、ユーザー向けプロダクトにも反映させていく計画です。
なぜBaseなのか
SophonはBaseへのコミットメントに先立ち、複数のエコシステムを評価しました。
同社はオンチェーン市場が、検索、ソーシャル、OS、クラウドインフラで見られたパターンと同様に、統合のフェーズに入ると見ています。長期的に勝ち残るのは3〜5のプラットフォームであり、その他は吸収・再ポジショニング・消滅のいずれかをたどるという見立てです。
Sophonは、Baseが勝ち残るチェーンの一つだと考えています。
Coinbaseは数億人規模のユーザーをオンチェーンへ移行させつつあります。Base上の流動性は、Ethereumメインネット以外のどこよりも厚くなっています。さらにBaseは、x402、Base MCP、その周辺インフラを通じてエージェント型オンチェーン経済をリードしており、これはSophonのロードマップが前提としている方向性でもあります。
「Baseには、ファイナンスとAIにおける世界水準のコンシューマー体験づくりに必要な土台がすべて揃っています。リーダーシップチームのメンバーの中には、Baseコアチームと何年にもわたって一緒に仕事をしてきた者もいます。彼らの真剣さと実行力は群を抜いています。それはテクノロジーと同じくらい重要なことです。」と Oskari Tempakka は付け加えます。
Baseへ移行することで、Sophonはもはや自前チェーンのインフラを維持する必要がなくなります。その代わり、プロダクト開発、ディストリビューション、ユーザー獲得、自社アプリケーションスタックの商業化へとリソースを集中できます。
Sophonのプロダクト群とBaseの基盤は補完関係にある、と同社は述べています。
「もし私たちの判断が正しければ、他のプロジェクトも後に続くでしょう。」
- Seb(Sophon創業者兼CEO)
初のプロダクト:Pyre
7月初旬にローンチ予定のPyreは、Sophonにとって初のコンシューマープロダクトであり、同社が「エンターテインメントファイナンス」と名付ける新カテゴリーの初の商業的な具現化となります。
Pyreは、次世代のコンシューマーファイナンス向けデイリーペイメントアプリです。「支払う・貯める・送る・稼ぐ」といった、ファイナンスアプリが果たすべき機能はすべて網羅しています。違いは、その行為の周りに生まれる「瞬間」にあります。Pyreでは、すべてのトランザクションがアプリ内で一枚の「ビル(勘定書)」を開きます。ユーザーはそのビルを「ひっくり返す」ゲームをプレイすることも、そのまま決済として確定させることもできます。安全側のモードでは、フリープレイでバイインは不要。スパイシーな側では、そのビルを賭けたマーケットポジションも取れます。決済とプレイを同時に楽しめるカード、というイメージです。
最新情報は @paywithpyre と getpyre.com で確認できます。
次に来るもの
Pyreは、Sophonのパイプラインにあるプロダクトの第一弾に過ぎません。今年後半には、さらなるコンシューマーファイナンスおよびAIプロダクトのリリースが予定されています。同時に、Pyreを支えるレール上でSophon自身およびパートナーが構築できるようにするインフラも展開される見込みです。
これには、ステーブルコインベースの貯蓄向けイールドインフラや、トランザクション・リワード・金融アクションをインタラクティブな体験へと変換できるエンターテインメントファイナンスAPIなどが含まれます。
SOPHについて
SOPHは、コンシューマーファイナンスとAIの交差点でプロダクトを構築するテクノロジースタジオです。同社は2024年に6,000万ドルを調達し、かつてはZK技術を用いたレイヤー2ブロックチェーンを運営していましたが、2026年6月にアプリへフォーカスするためそのチェーンをサンセットしました。$SOPHトークンはSOPHポートフォリオ全体へのエクスポージャーを表し、Baseエコシステムにおける最大級のプロジェクトトークンの一つとして加わります。
詳細は sophon.com をご覧ください。
お問い合わせ
CMO
Oskari Tempakka
Sophon Labs
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