ニューヨーク(米ニューヨーク州)発、2026年8月26日/Chainwire
Umiaは、トークン発行からストラクチャリング、ガバナンスまでをオンチェーンで完結させるフルスタック型プラットフォームであり、トレジャリーはノンカストディアル、取締役会レベルの意思決定はマーケット価格を通じて行われる。
EVM 上で新規ベンチャーの創出を支援するプラットフォームUmiaは、自社トークンであり、かつ同社プラットフォームからローンチされる初のトークンとなる「$UMIA」のトークン・オークションを開始した。現在、早期入札ウィンドウが開いており、8月29日から9月2日まで、誰でも参加できるパブリックラウンドが、Baseネットワーク上の umia.finance を通じて実施される。
同プラットフォームの中核となる狙いは、「トークンを実際の金融プリミティブとして機能させる」ための枠組みを提示することにある。多くの暗号資産プロジェクトでは、収益や知的財産(IP)に対する直接的な支配権はエクイティ(持分)が握る一方で、トークンはオンチェーンに存在しながら、それらとの明確な接続を持たないケースが多い。これに対し、Umia(Umia 自身を含む)経由でローンチされる全てのプロジェクトは、MetaLex BORG フレームワーク上に構築されたケイマン諸島の Segregated Portfolio Company(分別管理型法人)の一部門(Sub Company)として組成される。このスキームにより、IP、オペレーションチーム、トレジャリーを単一の法的ストラクチャーに束ねることが可能となり、財団・DAO・Labs といった分断された枠組みを置き換える。$UMIA は同プラットフォーム上で発行される最初のトークンであり、そのトレジャリーとガバナンスは意思決定マーケットにより運営される。
意思決定マーケットでは、取締役会レベルの意思決定は投票ではなく「プライシング」によって行われる。マーケットは、各オプションを採用した場合のプロジェクト価値を推計し、「採択した方が価値が高い」と判断された場合にのみ、提案が執行される仕組みだ。マーケットは複数選択肢にも対応しており、デプロイ先チェーンの選択や採用する予算案などを比較評価できる。また、$UMIA のオークションで集まった資金は、その意思決定マーケットがガバナンスを担うノンカストディアル・トレジャリーに直接流入する。
今回のセールは、Uniswap の「Continuous Clearing Auction(継続クリアリング・オークション)」設計を発展させた、Umia独自のネイティブ・オークションプロトコル上で実施される。入札者は「予算」と「最大購入単価」を提示し、ある時点で約定した全ての入札は同一価格で約定する一方、未使用の予算は返金される。早期入札ウィンドウへのアクセスは、Umia ブラウザ拡張機能が生成する zkTLS による資格証明によって制限され、オンチェーン・ビルダー、キャピタル・アロケーター、フタラキー(futarchy)トレーダー向けに優先提供される。早期入札ウィンドウ終了後に、全参加者を対象としたパブリックラウンドが開放される。入札通貨はUSDC建てで、Privy を通じたカード入金にも対応。オークション終了後、Uniswap v4 上のプロトコル所有流動性により、即時に取引が開始される。
$UMIA の総供給量は5,000万トークン。このうち4,000万トークンがローンチ時に割り当てられ、残りの1,000万トークンはパフォーマンス・リザーブとして、特定のマイルストーン達成時にのみアンロックされる。初日から、4,000万トークンのうち61%が流通に乗る。これには、ロックアップなしで販売される「Tailored Auction」における1,730万トークンと、プロトコルが保有するトレジャリー・流動性・インセンティブ割当が含まれる。残りは、出資者向け(1,015万トークン)、サービス・プロバイダー向け(300万トークン)、チーム向け(250万トークン)の割当で構成され、いずれも12カ月のクリフ後、36カ月かけて段階的にベスティングされる。
> Umia CEO フランチェスコ・モステルツ氏
> 「本格的なベンチャーが、自らのプロジェクトと整合的な形でトークンをローンチするためのフレームワークは、これまで存在しませんでした。Umia では、リーガル・ストラクチャー、トレジャリー、そしてそれを統治するマーケットを単一のシステムとして統合しており、まずは自社トークンをこの仕組みに通すことにしました」
最初の外部プロジェクトは、オンボーディングとリーガルレビューが完了次第、9月にも Umia 経由でのローンチを開始する見通しだ。
Umia について
Umiaは、プロジェクトのローンチ、サポート、ガバナンスをオンチェーンで一貫して支援するフルスタック・プラットフォームである。Umia 経由で立ち上がる各プロジェクトは、単一のリーガル・ラッパー内で運営され、知的財産、オペレーションチーム、トレジャリーが一体管理されるとともに、取締役会レベルの意思決定はオンチェーンの意思決定マーケットに委ねられる。Umia は Chainbound によってインキュベートされている。詳細は umia.finance、https://www.umia.finance/docs、x.com/umia_finance を参照。
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