エージェント経済が主役に──シンガポール「Sui Basecamp 2026」で描く次世代オンチェーン金融

シンガポールで開催される「Sui Basecamp 2026」で、エージェント経済と高速TPS実証が焦点に。金融・AI・ゲーム各分野のキーパーソンが集結。
1時間前
エージェント経済が主役に──シンガポール「Sui Basecamp 2026」で描く次世代オンチェーン金融

シンガポール、2026年8月27日、Chainwire発

10月7〜8日、シンガポール・マリーナベイ・サンズでTOKEN2049と同時開催。プロダクト発表、AI分野の有識者登壇、TPS持続記録へのライブ挑戦も予定。

世界中のSuiコミュニティに向け、今年もSui Basecamp 2026が開催される。日程は10月7〜8日、会場はシンガポールのマリーナベイ・サンズ、暗号資産カンファレンスTOKEN2049と並行して行われる。2026年のテーマは「エージェント経済」──即時決済、自律型ペイメント、プライバシー保護トランザクション、ステーブルなデジタルドル、そしてポスト量子暗号時代に対応したセキュリティだ。

Sui Basecampは、Suiエコシステムを代表する年次カンファレンスであり、Sui上で次世代の金融・アプリケーションを「つくる」「投資する」「形にする」プレーヤーが一堂に会する場だ。2日間にわたり、創業者やビルダー、開発者、投資家、トレーダー、業界リーダーが集まり、新プロダクトの発表、技術深掘りセッション、ハンズオンデモ、そして最前線の開発者と直接対話する機会が提供される。Suiエコシステム内外からトップクラスのスピーカーが登壇し、来るべき金融インフラの姿と、オンチェーンで金融を支える基盤技術を俯瞰できる構成だ。

なかでも今年、議論の中心となるのが「エージェント経済」の台頭である。次の5兆ドル規模のトランザクションは、人ではなくソフトウェアエージェントが担うと見込まれている。エージェント主導の金融には、即時にファイナリティが得られ、権利者と承認プロセスが証明でき、かつトランザクションの詳細がデフォルトで秘匿される決済レールが求められる。

「エージェント主導の未来」をつくるビルダーが集結

マクロ戦略のレジェンド、Suiのアーキテクト、AIの先駆者、ゲーム経済のビジョナリー、自律経済を構築するエンジニア──彼らが同じステージに立つと何が起きるのか。それがSui Basecamp 2026のラインナップの出発点だ。

  • ラウル・パル(Raoul Pal)
    Real Vision共同創業者兼CEO。キャリアを通じて資本の流れの次の行き先を読み解いてきたマクロ戦略家であり、伝統的マクロからデジタルアセットへの転換をいち早く捉えた人物として知られる。

  • アデニイ・アビオドゥン(Adeniyi Abiodun)
    Mysten Labs共同創業者兼CPO(プロダクト責任者)。Metaのステーブルコインプロジェクト「Diem」出身チームの一員としてSuiを構築し、自律型経済のインフラ整備を主導している。

  • コスタス・カルキアス(Kostas Chalkias)
    Mysten Labs共同創業者兼チーフ・クリプトグラファー。Suiのポスト量子暗号対応も含め、自律システムが依拠する暗号基盤の設計をリードしており、本イベントのメインステージで行われるスピードテストも指揮する。

  • ヒルマル・ヴェイガル・ペトゥルソン(Hilmar Veigar Petursson)
    Fenris Creations CEO、前CCP Games CEO。20年以上にわたり、プレイヤー主導型の仮想経済として知られるゲーム「EVE Online」を率いてきた。その知見を、オンチェーンゲーム「EVE Frontier」を通じてブロックチェーン上に持ち込んでいる。

  • アレックス・モウルファレク(Alex Mourfarek)
    Google DeepMind Director of Inception。フロンティアAI研究とアントレプレナーシップの交差点で、ブレイクスルーとなるアイデアを野心的なAIベンチャーへと具現化する役割を担う。

  • ジェン・ジュー・スコット(Jen Zhu Scott)
    Power Dynamics共同創業者兼CEO。AIのスケールを支える冷却・エネルギー貯蔵インフラの構築に取り組んでいる。

  • ブライアン・クインテンズ(Brian Quintenz)
    Sui Holdings Groupディレクター、米商品先物取引委員会(CFTC)の元コミッショナー。暗号資産における公共政策および規制フレームワークに精通するエキスパート。

  • リチャード・ソッチャー(Richard Socher)
    RecursiveおよびYou.com共同創業者兼CEO。AI研究とインテリジェントソフトウェアの進化の最前線で事業を展開している。

Sui Basecamp 2026のスピーカー一覧はこちらから確認でき、今後も数週間にわたり登壇者が順次追加される予定だ。

メインステージで「生」TPS記録更新に挑戦

10月7日、メインステージ上で、Mysten Labs共同創業者兼チーフ・クリプトグラファーのコスタス・カルキアス氏が、公開形式でリアルタイムのスピードテストに挑み、Suiの性能を極限まで引き出す。目標は、今年7月4日に記録した毎秒6,086,766トランザクション(TPS)の自己記録更新だ。

会場のマリーナベイ・サンズはもちろん、世界中どこからでも参加できる。TPSの予想値を事前に応募し、最も近い予想をした参加者には1位1万SUI、2位5,000 SUI、3位1,000 SUIの報酬が用意される。応募詳細は、X上の@SuiNetworkから告知される予定だ。

高いスループットは、実際の負荷環境下でネットワークにどれほど余力があるかを示す指標であり、それこそがエージェント経済が求める条件でもある。今回のテストはその前提を忠実に再現する設計だ。AIエージェントとユーザーがゲーム、決済、チャットを横断しながらプログラマブルトンネル経由でトランザクションを発生させ、ソフトウェア同士が機械速度で継続的に取引する世界のトランザクション速度をシミュレートする。

完全な透明性を担保するため、web3セキュリティ分野のリーダーであるCertiKが第三者監査人として試験を検証する。全トランザクションは暗号学的なトランスクリプトとして記録され、テスト後の検証と正式な再確認が可能になる。単なる観察ではなく、数学的に監査できる証拠を提供する狙いだ。

記録挑戦の後には、参加者向けのオンサイトのレセプションも予定されている。

Sui Basecampで“手を動かす”体験を

Sui Basecampは、ステージ上の講演だけが主役ではない。AI Builder Labでは、最新のAIツールに触れ、AIとSuiの交差領域で構築しているチームによるセッションに参加し、自らAI搭載アプリケーションやエージェントを構築する方法を学べる。また、「Trading Arena」では、人気トレーダー同士がHudi上でライブ対戦し、そのトレードの一挙手一投足をリアルタイムで観戦できる。開発に没頭したい人も、新たな体験を求める人も、Sui Basecampは“観るだけ”ではなく“参加する”ことを前提に設計されている。

Sui Basecampがビルダーと資本をつなぐ

Sui Basecampの設計思想は、「Sui上で構築する人たちが同じ場所に集まると、何が起こるのか」という問いから出発している。今年は、プロトコル、ウォレット、決済、データインフラ、AIシステム、金融機関、アプリケーションといったレイヤーで、エージェント主導の金融スタックを作り込むプレーヤーが、同じ課題セットに対して一斉に向き合い始めている。その当事者たちを2日間、ひとつの会場に集めるのがSui Basecampだ。

テクノロジーと金融の交差点で事業を構築している人、マシン・トゥ・マシン経済に投資している人、あるいは次世代の経済活動がどこへ向かうのかを見極めようとしている人にとって、参加すべき「一室」としての役割を担う。

> 「経済活動は、ユーザーが“購入”ボタンをクリックする世界から、エージェントが本人の代わりに、途切れなく機械速度でトランザクションを実行する世界へ移行しつつあります」と、SuiのオリジナルコントリビューターであるMysten Labs共同創業者兼CPOのアデニイ・アビオドゥン氏は語る。「その世界では、インテント(意図)、オーソライゼーション(認可)、セトルメント(決済完了)のすべてがオンチェーンで証明可能でなければなりません。Sui Basecampは、そのスタックのあらゆるレイヤーに関わるプレーヤーが同じ部屋に集まる唯一の場所であり、個々の断片ではなく全体像を掴んで帰ることができます。」

Sui Basecamp 2026は、ダイヤモンドスポンサーとしてAlphaFi、EVE Frontier、Walrus、プラチナスポンサーとしてONE Championship、ゴールドスポンサーとしてSlush、シルバースポンサーとしてRedotPay、ブロンズスポンサーとしてScallop、Anyflo、Merkle Science、Sentioの協賛を受けて開催される。

参加登録方法

スタンダードパスで2日間の全プログラムにアクセスでき、基調講演やセッション、ワークショップ、エキスポエリア、公式オープニングおよびイブニングイベントが含まれる。

割引料金はluma.com/SuiBasecamp2026で申し込みが可能だ。10月7〜8日、シンガポールでともに「次の金融」を構築しよう。

Suiについて

Suiは、「お金がメッセージと同じくらい自由に動く世界」を掲げる次世代レイヤー1ブロックチェーンであり、スケーラブルな金融とグローバルペイメントのために設計されている。Metaのステーブルコイン構想を担ったコアチームによって創業され、オブジェクト指向のモデルを採用することで、アセットや権限、ユーザーデータをプログラマブルかつユーザー自身が所有可能な形にしている。Suiが提供するプリミティブは、高性能な決済・金融アプリケーションの構築に必要な機能を網羅しており、即時性の高いエージェント主導ペイメントも実現可能だ。詳細はsui.ioを参照のこと。Sui Basecampの詳細はsui.io/basecampで確認できる。

問い合わせ先

Sui Foundation
[email protected]

免責事項: これは発行者によって提供された第三者コンテンツであり、情報提供のみを目的として公開されています。Yellow はここに記載された内容を独自に検証しておらず、誤りや省略に対して責任を負いません。本内容は投資、法律、会計、税務に関するアドバイス、または資産の売買勧誘を構成するものではありません。
最新のプレスリリース
すべてのプレスリリースを表示