Cardano(ADA)は過去7日間でおよそ9%下落し、土曜日時点で約0.258ドルと、2024年初頭以来の安値圏で推移している。
しかし、オンチェーンデータと12時間足チャートのモメンタム指標は、価格の下落とは異なる動きを見せており、注目に値する状況となっている。
この値動きは、週末の取引で仮想通貨市場全体の流動性が薄くなり、短期的なテクニカル要因による反応が上下どちらの方向にも増幅されやすい局面で起きている。
データが示していること
ADAの流通供給量のうち、取得価格を上回る水準で保有されている割合(どれだけのホルダーが含み益状態にあるかの代理指標)は、3月5日の11.3%から約7.03%まで低下した。3月4日に同指標が9.43%を付けた際には、その後24時間で価格が約0.26ドルから0.28ドルへと約8%動いたとされ、市場データから確認できる。
さらに、全ての保有期間グループを対象にオンチェーンで移動したコインを追跡し、分配活動を示し得る「Spent Coins Age Band」は、2月27日の約1.71億枚から約9,000万枚まで減少し、約47%の減少と月間安値を記録している。
分配のためにオンチェーンで移動するコインが減少していることは、現在の価格水準で売却しようとするホルダーが少なくなっている可能性を示し、短期的な供給圧力の低下を意味し得る。どちらのデータセットも、特定名のオンチェーン分析プラットフォームで独立検証されているわけではない。
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重要性
12時間足チャートでは、ADAのRSI(相対力指数)が2月13日から3月6日にかけて切り上がる一方で、価格は安値を更新しており、いわゆる「強気のダイバージェンス」が形成されている。これは、価格が下げ止まる前に売りのモメンタムが弱まっている際に現れるパターンだ。
もっとも、このパターンは反転を保証するものではなく、持続的な下降トレンドのなかではしばしば機能しない。
ADAは現在、0.255ドルのサポート水準のすぐ上で取引されている。このゾーンの防衛が続けば、3月上旬に複数回の戻りを退けた0.270ドルのレジスタンス帯が再び意識される可能性がある。逆に0.255ドルを明確に割り込んだ場合は、0.250ドル水準が視野に入り、直近の強気シナリオは打ち消される公算が大きい。
カルダノの時価総額は現在約95億ドルとなっている。今週末のADAの値動きを左右する主な要因は、依然としてビットコインの動向を含む仮想通貨市場全体の環境だ。
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