カルダノ (ADA)は、分散型取引所(DEX)の出来高が8月22日のピークから98%減少する中でも0.21ドル超を維持しており、次の下値メドとして0.20ドルが意識されている。
注目ポイント
- カルダノのDEX出来高は8月22日前後の約5,600万ドルから、足元ではおよそ100万ドルまで急減。
- ADAは0.2158ドル前後で推移し、先物建玉は5億8,214万ドルから約4億8,532万ドルへ縮小。
- 0.258ドル近辺で上値を抑えられた後、0.20ドル前後が主要サポートとして意識されている。
カルダノDEX出来高の失速
ADAは取引時間中に0.2158ドルと前日比1.61%高で推移。直近高値となる0.258ドル近辺から押し戻された後も、0.20ドルを上回る水準を維持しており、価格の持ちこたえ具合はオンチェーンの分散型取引の減速ぶりに比べれば相対的に良好だ。
DeFiLlamaのデータによると、カルダノのDEX日次出来高は8月22日に約5,600万ドルまで急増。その後、数営業日は1,600万〜3,200万ドルのレンジで推移したが、足元ではおよそ100万ドル前後にまで縮小している。
4月から8月前半にかけて、カルダノのDEX出来高は概ね500万ドルを下回る水準で推移していたため、8月下旬のスパイクは、98%減少という数字を生み出した「元の水準」としてはかなり特異な跳ね上がりだったと言える。足元の出来高は、むしろそれ以前のレンジ感に近づきつつある格好だ。
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ADA価格のサポート水準
デリバティブ市場でも、DEXと歩調を合わせるように過熱感が一服している。ADA急伸局面の8月22日には先物建玉が5億8,214万ドルまで積み上がったが、その後は約4億8,532万ドルへと減少し、一部投資家がポジション圧縮に動いた格好だ。
直近では、0.208〜0.20ドル帯が一段の調整に対する「第一防衛ライン」として意識されている。このゾーンを維持できれば、今回の戻りの多くを温存しつつ、0.228ドル再トライのシナリオも視野に入る。
TradingViewのチャートでは、ADAは0.258ドル近辺で上値をたたかれた後、0.2075ドル付近まで押し戻されたものの、その水準から切り返している。仮に0.20ドルを明確に割り込む展開となれば、市場の関心は一段下の0.17ドル近辺の価格帯へと移る可能性が高い。
ADAは直前まで約0.175ドルから0.258ドルへと大きく戻していたが、その後の反落で0.21ドル前後まで押し戻された形だ。それでもなお、ネットワーク上の取引活動が従来水準に回帰しつつあるなかで、価格レンジ自体は一段高いゾーンを巡る攻防となっており、買い方がどこまで上昇分を守り切れるかが焦点となっている。





