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ビットコインの見かけ上の需要が90日ぶりにプラスへ転換

ビットコインの見かけ上の需要が90日ぶりにプラスへ転換

ビットコイン (BTC) のスポット需要が、11月下旬以来初めて増加に転じていると、CryptoQuant のリサーチ責任者 Julio Moreno 氏が指摘している。同氏によれば、暗号資産の「見かけ上の需要(Apparent Demand)」指標が、数カ月にわたる低調な動き を経て、ついにプラス圏へ戻ったという。

何が起きたのか:需要がプラスへ転換

見かけ上の需要指標は、ビットコインの1日あたりマイニング発行量と、1年以上動いていなかったコインの変化量を比較することで、リアルタイムのスポット需要を推計 するものだ。この指標がプラスであれば、マイナーが新規に供給する量よりも、長期保管から市場へ移動するコインの方が多いことを意味し、需要が高まっている シグナルとされる。

この指標の30日合算値は12月に大きくマイナス圏へ沈み、その状態が1月中旬まで続いた。1月後半からは徐々に回復が始まり、2月の大半はわずかにマイナス圏で推移していたものの、その後ついに再びプラス圏を回復した。

「ビットコインのスポット需要は、11月下旬以来初めて増加している」と、Moreno氏はXへの投稿で述べている。もっとも、現時点でプラス幅はまだ小さく、この回復が今後さらに勢いを増すかどうかは不透明だ。

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なぜ重要なのか:機関投資家の買い集めシグナル

一方で、CryptoQuant創業者の Ki Young Ju 氏は、CoinbaseBinance の価格差を示す「Coinbaseプレミアム・インデックス」に注目している。この指標は、Coinbase(BTC/USDペア)と Binance(BTC/USDTペア)の価格差を追跡するもので、最近は価格急騰とともにプラスへ転じており、米機関投資家による買い集めが上昇相場を支えている可能性が示唆されている。

Coinbaseプレミアムが重要視される のは、Coinbaseを利用する米国中心のトレーダーが、Binanceのグローバルユーザーベースよりも高い価格を支払っているかどうかを反映するためだ。歴史的に、プレミアムがプラスの局面は、機関投資家による買い圧力が強まっている時期と重なる傾向がある。

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