イーサリアム (ETH) のデリバティブ市場では、過去3年間で初めて買い手が売り手を上回り、ネットプラスの出来高が1億400万ドル超を記録した。これは、トークンが約2,053ドルで推移し、米国のスポットETFからの資金流出が3週連続で続いている状況下で起きている。
Darkfostによるデリバティブデータ
匿名アナリストの Darkfost は4月4日の投稿で、この変化に注目し、ネットテイカーボリューム指標に関する CryptoQuant データを引用した。この指標は、ETHデリバティブにおける成行注文の買いと売りの出来高ギャップを測定するものだ。
プラスの数値は買い手が売り手を上回っていることを意味し、マイナスはその逆を示す。過去3年間、ETHが史上最高値を更新していた局面でさえ、マーケットでは売り手が優勢だった。
しかし、直近の弱気局面以来初めて、この指標がプラスに転じた。Darkfostは、これはデリバティブ市場における「レジームチェンジ(体制転換)」だと表現している。
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ボトム形成
アナリストは、継続的な買い圧力がETHに強固なボトム(底値圏)を形成する一助となり、今後の強気な価格構造の土台になる可能性があると主張している。
「もしこのダイナミクスが続き、スポット市場とETFがこの動きを支援し始めれば、イーサリアムは再びポジティブなトレンドを再開できる可能性がある」とDarkfostは述べた。
ETFからの資金流出圧力
そのETFからの支援は、まだ現れていない。米国のスポット型イーサリアムETFは、過去1週間で4,215万ドルのネット流出を記録し、損失は3週連続で拡大している。
とくに4月3日木曜日の1日だけで、これらの商品からは7,112万ドルが流出した。
資金フローの方向性は、持続的な価格回復にとって重要な変数であり、現時点では機関投資家の需要は減退しつつある。
ETHは直近で約2,053ドルで取引されており、24時間比で0.4%の上昇となっている。
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