Stablecoin supply は今四半期、過去最高となる3,230億ドル超に達し、同時にステーキングされたイーサリアムの比率も30%近辺のピークに迫った。
ステーブルコイン供給が3,230億ドル超に
すべてのステーブルコインの総額は5月中旬に3,230億ドルを超え、CoinGecko のデータで確認された新たな史上最高値となった。供給量は一時 3,233億ドルに達した後、わずかに縮小している。
Tether (USDT) がこの成長の大半を牽引し、過去1カ月で約50億ドル供給を拡大 し、市場シェア58.69%を占めている。
しかし、この見出しの数字の裏側では減速も見られる。USD Coin (USDC)、Ethena USDe、PayPal USD の3つを合わせると、供給は合計約42億ドル減少 しており、このうちEthena USDeだけで1カ月で28%の落ち込みとなった。
一方で、ステーキングコントラクトにロックされている Ether (ETH) の量は記録的な水準近辺を維持している。現在、3,600万ETH超がステーキングされており、流通供給量の約30%に相当する。このステーキング比率がこの水準を初めて超えたのは今年初めのことだ。
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アナリストが注目する第2四半期の相関関係
トレーダーはステーブルコイン供給を「サイドラインに待機している資本」の代理指標として扱っている。プールが大きいほど、センチメントが好転した際に Bitcoin (BTC)、Ether、アルトコインへと回転する「ドライパウダー」が多いとみなされる 。
ただし、この見方には注意点がある。
ステーブルコイン供給の増加が、自動的に暗号資産価格の上昇につながるわけではない。ヘッジ需要、ステーキング関連、決済利用などが要因となり、ステーブルコインが増える場合もあるからだ。Fear & Greed Index(恐怖と欲望指数)が「Fear(恐怖)」レンジにとどまるなか、アナリストはリスクを追うというより、流動性が蓄積している局面と見ている。
ステーキング面も、これと並行するストーリーを語っている。参加が活発になるとETHは取引所から引き上げられ、その結果、流動供給が薄くなり、今後の四半期で需要が変化した際に、価格変動が上下どちらの方向にも増幅される可能性がある。
ETHステーキングが伸び続ける理由
ステーキング急増の大部分は機関マネーによって説明できる。トレジャリー運用企業や上場投資商品がバリデーターを着実に増やしており、BitMine は単独で125万ETH超をステーキング し、数百万トークン規模のポジションを構築している。
バリデーターの退出キューは歴史的な低水準近辺にとどまっており、突発的なアンステーキング圧力への懸念を和らげている。
ETHの価格が低迷していた時期でも、イーサリアム・ステーキングはここ数年にわたり拡大を続けてきた。ステーキング残高は2025年半ばに3,400万ETHを上回り、2026年1月には3,600万ETHを突破した。これは2年間で約77%の増加であり、ETH自身の価格チャートというより、機関投資家による蓄積ペースと強く連動している。
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