ストラテジー社(Strategy Inc) は先週、101回目となるビットコイン購入を完了し、約2億4010万ドル相当の BTC を3,015BTC追加しました。1BTCあたりの平均購入価格は67,700ドルで、同社全体のビットコイン平均取得単価である75,985ドルを大きく下回っています。
この購入 により、同社のビットコイン保有残高は合計720,737BTCとなり、取得原価ベースではおよそ547.7億ドルに達しました。
この買い増しは、同社の「アット・ザ・マーケット(ATM)」株式発行プログラムを通じて資金調達 されたものです。同プログラムでは、クラスA普通株式173万株の発行により2億2,990万ドルの純収入を得たほか、変動金利優先株(ティッカー:STRC)71,590株の発行で710万ドルを追加調達しました。
何が起きたのか
3月2日にSECに提出されたForm 8-Kによると、ストラテジー社は2026年2月23日から3月1日の間にビットコインを取得しました。
執筆時点で、ビットコインは trading 価格が約6万5,000〜6万7,000ドル前後で推移しており、同社が保有する720,737BTC全体は、平均購入価格75,985ドルと比較すると含み損の状態にあります。
同社はまた、STRC優先株の年換算配当利回りを11.25%から11.50%へ引き上げ、3月1日付で発効させました。
取締役会は全ての優先株クラスに対する四半期配当を宣言しており、3月31日に支払われる予定です。ストラテジー社は、これらの配当が米国連邦税法上、非課税の「元本の払戻し」として扱われることを見込んでいます。
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なぜ重要なのか
ストラテジー社が保有する720,737BTCは、ビットコインの発行上限2,100万BTCのおよそ3.4%に相当し、同社を世界最大級の企業保有者として際立たせています。
この集中保有により、同社のバランスシートはヘッジを行わないまま、暗号資産価格のボラティリティに対して非常に大きなエクスポージャーを抱えることになります。
直近の買い増しは、同社の平均取得単価をおよそ8,300ドル下回る水準で行われたため、取得コストの平均値をわずかに引き下げる効果があります。一方で、エコノミストの ピーター・シフ(Peter Schiff) をはじめとする批判者たちは、同社が依然として評価損状態にあるポジションに対し「ナンピン買い」を続けることで、含み損が拡大し続けていると公然と指摘しています。
ストラテジー社は、株式発行による資金調達を継続しつつ、ビットコインを無期限に取得・保有し続けるという中核的な投資方針に変更があったとは開示していません。
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