XRP (XRP)は、1.70ドル近辺からの下落局面を経て 一時1.33ドル前後まで売られたものの、その後切り返して1.40ドル台を回復した。 暗号資産アナリストのEGRAG CRYPTOは、ここからの上放れが実現すれば 将来的に2.70ドル水準までの上昇余地があるとみている。
注目ポイント
- XRPは8月中旬の高値1.70ドル近辺から約1.33ドルまで調整後、1.40ドル超へ反発。
- 現物取引高は2月以来の高水準に達し、XRP関連ファンドも2026年で最も大きい週間流入を記録。
- EGRAGは1.50ドル、1.60ドルを当面の上値抵抗と捉え、その上は2.00ドル、さらに2.70ドルをターゲットとする。
XRPの上値抵抗
XRPは8月中旬に1.70ドル近辺まで上昇した後、急速な利食い売りに押され、 1週間あまりで約1.33ドルまで値を消した。その後は買い戻しが優勢となり、 再び1.40ドル台を回復したことで、直近の戻り基調は維持されている。
この反発局面では現物市場の出来高が急増し、8月下旬には2月以来の 高水準に達した。
取引所別では、Binanceが約73億ドル相当のXRP取引をさばき首位。 Upbitが約47億ドル、Bithumbが26億ドルと韓国勢も厚い商いを示した。
投資商品サイドでも需給は良好だ。XRP連動型の投資商品には8月末、 2026年で最大となる週次ベースで1億1,000万ドル超の資金が流入。 これにより累計純流入額は過去最高の16.6億ドルに達した。 直近は流入ペースがやや鈍化したものの、2カ月連続で純流入超を維持している。
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EGRAGが描く上昇シナリオ
EGRAGによれば、XRPは1.70ドルから1.33ドルへの下落を経て、 上昇トレンド継続を示唆する「強気の継続パターン」を形成しつつあるという。 ただし、このシナリオが機能するには、これまで何度も上抜けに失敗してきた 抵抗帯を明確に奪回する必要がある。
最初の重要な関門は1.50ドル、その上に1.60ドルのレジスタンスが控える。 EGRAGは、これらの水準を日足で上抜けて終える動きが続けば、 心理的節目である2.00ドル台への上伸が視野に入ると分析する。
一方、モメンタムが失速した場合の下値メドとしては、 直近の下落局面で底堅さを示した1.25〜1.30ドルのゾーンが 目先のサポートとして意識される。
上抜けに成功すれば、2.70ドル近辺までの上昇余地も想定されている。 これは直近安値圏からみておおむね2倍近い上昇となる水準だ。 ETFを通じた需要の強まりや大口投資家による蓄積傾向が 強気シナリオを後押ししているものの、あくまで可能性の一つであり、 目標達成が保証されるわけではない。
そもそも現在のXRPは、8月中旬の1.70ドル台への急伸と、 そこからの1.33ドル近辺までの急落というボラティリティの高い局面を経ている。 その後の1.40ドル台への反発により、足元では下値サポートを確認しつつも、 上にはなお複数のレジスタンスが控える「レンジ上限試し」の状態にある。





