XRP クジラによる Binance への入金は、3月以降およそ19億トークン減少し、2021年11月以来の低水準となっている。
クジラ入金が激減
このデータは、30日間累積流入指標「Sum 30D」を追跡している CryptoQuant のアナリスト Arab Chain によるものだ。
3月初め、この数値は約26億XRPだったが、その後およそ72%も減少した。
つまり、およそ19億XRPが、もはや取引所に流入していない計算になる。
中央集権型取引所への大口送金は通常、大口保有者が売却やポジション変更の準備をしていることを示すシグナルとされるが、今回はその逆を示唆している。
XRPは木曜日に約1.41ドルで取引され、日次出来高は26.4億ドル超、時価総額は約875億ドルとなっている。
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アナリストは「売り控え」と分析
Arab Chainは、このデータの解釈として2つの見方を示している。ひとつは、クジラが現行価格帯で売却する意欲を単純に失い、取引所以外の場所で保有し続けている可能性だ。
もうひとつの説明は「慎重姿勢」である。大口投資家は、市場の方向性がより明確になるまで、コインを取引プラットフォームに移動させるのを待っているように見える。
この減少傾向は、相場が乱高下した数週間を通じて続いており、静かな相場で偶然生じたものではなく、意図的なシフトであることを示唆している。
米国の現物XRP ETFは、新たな需要源として加わっている。3月に3,100万ドル超の流出があった後、4月には8,160万ドルの資金流入があり、5月初旬にも2,800万ドルが流入した。
価格はタイトレンジで推移
XRPは1.40〜1.42ドルのレンジで推移し、全体構造をリセットした2月の急落以降、狭いレンジでの持ち合いが続いている。
トークン価格は50日・100日・200日単純移動平均線を下回っており、50日線は横ばいとなって直近上値抵抗として意識されている。
1.45ドルを明確に上抜ければ、回復に向けた初の構造的転換を示すことになる一方、1.30〜1.35ドル帯への度重なる下落は、いずれも買い手に吸収されてきた。
XRPは、ボラティリティの高かった第1四半期の後、2026年の大半を横ばい推移で過ごしている。トークンは1月に2ドル超から2月には1.30ドル台まで下落し、その後、取引所残高が減少し続け、ETFへの資金フローが4月に再びプラスへ転じるなかで、底固めを進めてきた。
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