ビットコイン (BTC) は、持続的な回復が始まる前に、10年前から続く 5万6,000〜6万ドル付近のトレンドライン へ向けて、もう一度下落する必要があるかもしれない。
マルティネス氏の「パラボリック・ガード」
アナリストの アリ・マルティネス 氏は4月11日、Xへの投稿 で、過去10年間にわたり大規模な上昇相場の発射台となってきた上昇トレンドラインを「パラボリック・ガード」と名付けて特定した。
BTCが長期調整局面でこのラインを再テストするたびに、その後には大きな価格拡大が続いてきた。
この数字は無視しがたい。
このトレンドラインとの接触により、2017年には963%の上昇、2018年には261%の反発が生じた。2020年の再テストでは最大となる1,126%の上昇が発生し、2022年のタッチ後には4年間で660%のラリーにつながった。
現在、このトレンドラインは5万6,000〜6万ドルの間に位置しており、直近高値7万3,000ドル付近から約20%下にある。マルティネス氏は、2月初旬の激しい売りで形成された現在のサイクル安値約6万ドルが、ちょうどこのゾーン上にあると指摘した。
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マルティネス氏がまず下落継続を見込む理由
マルティネス氏によれば、このサポート水準への回帰は、現在の弱気フェーズを終わらせ、長期的な回復局面をセットアップするために必要になる可能性が高い。
同氏はまた、パラボリック・ガードの再テストは、次の価格拡大に先立つ「スマートマネーの蓄積」を示すシグナルになるとも述べている。
条件は明確だ。過去のパターンが機能するには、BTCがトレンドラインに実際にタッチするか、少なくとも接近する必要がある。現在の7万2,000ドル超という水準では、市場は依然としてこの閾値より約20%上にある。
2026年のBTC価格変動
今年、ビットコインは広いレンジで推移してきた。2025年10月に付けた12万6,000ドル超の史上最高値から2025年末までに下落し、その後2月5日には24時間で10億ドル超のロスカットが発生する売りのなかで、一時6万3,000ドルを割り込んだ。BTCは一時7万ドル超まで回復したものの、その後2月から3月にかけては6万6,000〜6万8,000ドルのレンジに押し戻された。4月8日には、米国とイランの停戦発表 を受けて、BTCは3月末以来初めて7万ドルを上回った。4月12日時点では、週間で9%上昇し、約7万1,000ドルで取引されているものの、依然として史上最高値より約42%低い水準だ。
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