イーサリアム (ETH) は約1,920ドル付近でサポートを確認したあと2,000ドルの水準を回復し、時間足チャート上の重要な下降トレンドラインを上抜けしたことで、強気派がより広い回復波の継続を狙うなか、$2,090のレジスタンス水準 が意識されている。
何が起きたのか:ETHがレジスタンスを突破
価格は、時間足のETH/USDデータによると、約1,920ドル付近で底固めを行い、1,980ドルのレジスタンスを上抜けした。これにより、これまで上昇を抑えていた1,960ドル付近の下降トレンドラインもブレイクされた。
ETHは2,200ドルのスイングハイから1,912ドルの安値までの下落に対する23.6%フィボナッチ・リトレースメントを上回り、現在は2,000ドルおよび100時間単純移動平均線の双方を上回って推移している。
直近のレジスタンスは2,050ドル付近にあり、より重要な壁は2,090ドルで、この水準は同じ下落幅に対する61.8%フィボナッチ・リトレースメントと重なる。2,120ドルおよび2,150ドルを明確に上抜けできれば、2,200ドル、さらには2,250ドル再テストへの道が開ける可能性がある。
一方で下方向では、2,090ドルを突破できなければ1,980ドルのサポートへの反落リスクが高まる。その水準を下抜けした場合、1,940ドル、さらには1,880ドル付近まで下値が広がる恐れがある。時間足MACDは依然として強気圏で推移し、RSIも50を上回っている。
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なぜ重要なのか:回復局面の試金石
2,000ドルの回復が重要なのは、直近のビットコイン (BTC) の反発と似たパターンに続いて起きており、単発の急騰ではなく市場全体の底堅さを示唆しているためだ。下降トレンドラインのブレイクに加え、主要な移動平均線を上回って推移していることは、短期的なモメンタムが強気方向へシフトしつつあるサインと受け止められる。
しかし、2,090ドル付近は依然として重要なテスト水準となる。61.8%フィボナッチ・リトレースメントは歴史的に、回復が加速するか、失速するかの分岐点 として機能してきた経緯があり、今後数セッションはETHの短期的な方向性を占ううえで決定的な局面となる。





