Akash NetworkのAKTトークンは金曜日の24時間で12%超下落し、分散型クラウドプロジェクトを0.90ドル目前まで押し上げていた一連の上昇分をほぼ打ち消した。
AKTの押し目で直近高値を消去
この下落は出来高の急減と重なり、日次取引高は約32.8%減の約993万ドルまで落ち込んだ。時価総額も13.11%減少し、およそ2億434万ドル付近となった。
この調整は、数週間でおよそ0.40ドルから0.90ドル近辺まで駆け上がった力強いラリーに続く動きだった。5月初旬には、Akashは0.846ドル付近で取引され、時価総額は2億4600万ドル超に達しており、分散型GPUコンピューティング需要の再燃が追い風となっていた。
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清算とフローが物語るもの
ロングトレーダーが下落の大半を被った。ロングの強制清算額は合計5万6000ドル超に達した一方で、ショートの清算はわずか1850ドル程度にとどまったと、CoinGlassのデータは示している。
フラッシュ局面ではBinanceだけで3万7000ドル超のロングポジションが清算され、Gateでもさらに1万3000ドル超のロングが吹き飛んだ。この偏りは、ローカルトップ付近で強気側の過度なレバレッジが積み上がっていたことを示唆している。
スポットフローのデータも別の側面を映し出している。ネットフローは約マイナス29万3640ドルまで低下し、価格が弱含む中でも投資家がトークンを取引所から引き上げていたことを示した。このパターンは、パニック売りというよりもむしろ「買い集め」が進んでいるケースでよく見られる。
日足RSIは、ブレイクアウト局面で74超を付けた後におよそ52まで冷却しており、完全な弱気転換ではなく、モメンタムが一服した程度であることを示している。
今後のAkashの行方
現在は0.595ドルのゾーンが、買い手が死守すべきラインとして意識されている。この水準は5月初旬のブレイクアウト時の下値支持として機能しており、再テストが広い上昇トレンドの継続可否を占うことになりそうだ。
もし売り手がこの水準を明確に割り込ませれば、AKTはラリー前に形成していたレンジ相場に逆戻りする可能性がある。
一方で、この水準を守ることができれば、直近で上値を抑えられた0.906ドルのレジスタンスに再び挑戦する余地が広がる。今回の押し目は、Akashにとって年初来好調な上昇トレンドの途上で起きたものであり、AIテーマの有力アルトコインの一角として、今週の下落前には年初来約72%高となっていた。
3月に有効化された「Burn-Mint Equilibrium」アップグレードにより、AKTの供給はネットワークのコンピュート支出に直接連動する仕組みとなった。このメカニズムについて、チームは短期的なボラティリティを挟みつつも、長期的な追い風になると位置づけている。
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