**エヌビディア(Nvidia)**の株価が時間外取引で一時8%高となった。売上高が9,620億ドルに達し、第3四半期の売上高見通しも1,080億ドルと強気だったことで、テクノロジー株全体が買われ、ビットコイン (BTC)も8万ドル乗せをうかがう水準まで上昇した。
注目ポイント
- エヌビディアの2026会計年度第2四半期(2Q)売上高は9,620億ドルと、市場コンセンサス(9,227億ドル)を上回った。調整後1株当たり利益(EPS)は2.22ドルと、予想の2.09ドルを上回る着地。
- 2026会計年度第3四半期(3Q)の売上高は1,080億ドルを見込むとし、ウォール街予想(1,039億ドル)を上回るガイダンスを提示。一方で、供給制約が引き続き成長の最大のボトルネックになると警告。
- ビットコインは24時間で1%超上昇。
エヌビディア決算の概要
エヌビディア株は、木曜の米市場寄り付き前のプレマーケットで8%上昇した。半導体大手が発表した2026会計年度第2四半期決算が、売上・利益ともにウォール街の予想を上回ったためだ。売上高は9,620億ドルと、アナリストコンセンサスの9,227億ドルを上回った。
調整後EPSは2.22ドルで、市場予想の2.09ドルを上回った。経営陣は、顧客側の需要見通しでは将来的に需要が2倍になる可能性が示唆されているにもかかわらず、2028会計年度までの売上成長率を約70%増と、比較的抑制的な前提で見込んでいる。
テック株全体もこれに追随し、ナスダック連動のインベスコ(Invesco)QQQ ETFは1%超上昇。ビットコインも24時間で1%超値を上げ、8万ドルの大台に迫った。暗号資産マイニング関連では、IRENが5%高、TeraWulfとCipher Miningがそれぞれ約3%高となった。
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ジェンスン・フアンCEOの見通し
**ジェンスン・フアン(Jensen Huang)**最高経営責任者(CEO)は、AIエージェントは従来の「人間がプロンプトを入力する」型の対話に比べて、15~100倍の計算資源を必要とすると説明した。AIネイティブなアプリケーションの普及が、今後もGPU需要を押し上げるとの認識だ。
一方で、エヌビディアは2028会計年度まで、供給制約が最大の成長要因(かつ制約)であり続けるとの見方を維持している。さらに、メモリ価格の上昇が響き、第4四半期の売上総利益率(粗利率)は71~72%まで低下する可能性があるとした。
会社側の業績見通しには、中国向けデータセンター向けコンピュート製品の売上は含まれていない。地政学的リスクが依然として高く、規制面の不透明感が続いているためだ。
こうした中、The Informationは、エヌビディアがオープンソースAIプラットフォームのHugging Faceを129億ドルで買収することで合意したと報じた。実現すれば、同社のビジネスはチップだけでなく、オープンソースAIモデルやソフトウェア配信(デプロイメント)分野へと一段と深く踏み込むことになる。
今回の決算は、売上高816億ドルだった2026会計年度第1四半期の好調な結果に続くものだ。当時、売上高は前期比で20%増、前年同期比で85%増と急拡大しており、今四半期にはそれがさらに9,600億ドル台へと伸びた格好だ。





