XRP (XRP) は今週、1.30ドル水準を再び上回ったものの、トレーダーがさらなる下落に備える中で、この反発はすでに不安定な様相を見せている。
重要ポイント:
- XRPは1.30ドルを回復したが、依然として100時間単純移動平均線を下回っており、反発の脆さを示している。
- ベア型トレンドラインが約1.3420ドル付近で上値を抑えており、1.3350ドルを割り込むと新たな下落局面に入る可能性がある。
- 過去1週間で約5%下落した後でも、時価総額は依然として約800億ドル付近を維持している。
XRPの反発に息切れ感
トークンは1.2650ドル上方でサポートを維持し、広範な市場の反発局面で Bitcoin (BTC) や Ethereum (ETH) とともに上昇したと、データが示している。1.288ドルや1.29ドルを超えて短期的なポジティブゾーンに入ったものの、その後は買い方が失速。1.3638ドルから1.2677ドルへの下落幅の中間値をわずかに上回る1.3350ドル付近で上昇は頭打ちとなった。
現在XRPは1.320ドルを下回り、100時間単純移動平均線も割り込んでおり、反発の弱さがうかがえる。時間足チャートでは1.3420ドル付近にベア型トレンドラインが位置し、さらなる上値圧力となっている。
1.3280ドルを明確に上抜ければ、トークンは1.3350ドル方向へ持ち直す可能性があり、次のハードルは1.3420ドル付近となる。そのラインを上抜けできれば、上昇は1.3650ドル、さらに1.380ドルのレジスタンス付近まで拡大する余地が出てくる。ただし、その水準での上抜け失敗が続き、直近のブレイクアウト試行でも買い方は身動きが取れない状況に陥っている。
関連記事: Cardano Whales Seize 67.5% Of ADA Supply, A Six-Year High
XRPに再び圧力
終値ベースで1.30ドルを再び割り込むと、最初の警戒シグナルとなり、その下は1.290ドルと1.2720ドル付近が次のサポート候補となる。さらに深く崩れれば、1.2650ドル、続いて1.2550ドルや1.2250ドルが意識される展開になりうる。日足ベースの指標はすでに明確に弱気寄りで、テクニカル指標全般では売りシグナルが買いシグナルを大きく上回っている。
モメンタム系指標もチャート全体の慎重なトーンを裏付けている。時間足のMACDは強気ゾーンにいながらも勢いを失いつつあり、RSIは中立の50ライン付近を推移し、買われすぎ圏からは遠い。
XRPにとって厳しい5月
トークンの短期的な進路は、マルチ週安値圏でもみ合うビットコインの動きに強く連動している。アナリストは、本格的な回復にはビットコインの下げ止まり、XRPの1.30ドル防衛、そして失ったレジスタンスの再奪還が必要だと指摘する。それまでは、横ばいからじり安方向のシナリオが優勢とみられる。
XRPは5月の多くの期間を通じてじり安基調が続き、直近1週間で約5%下落して時価総額は約800億ドル前後となっている。24時間あたりの出来高は20億ドル超に達する一方、価格は過去1日で約2%軟化した。トークンはここ数週間、1.30〜1.50ドルのレンジを防衛し、今月初めに1.50ドル超から下落した後も、継続的な売りを吸収する「下値のフロア」として機能してきた。
次に読む: Cisco Research Shows Frontier AI Models Failing Under Multi-Turn Attacks





