XRP (XRP) は、記録的な上場投資信託(ETF)への資金流入で流通可能な供給が縮小するなか、約1.34ドル近辺で取引されており、トレーダーは1.50ドルの上値抵抗を注視している。
ETF資金流入でXRP供給が逼迫
SoSoValue のデータによると、スポット型XRP ETFは2025年11月のローンチ以降、累計ネット流入額が139億ドルに達している。
すでに5月は、流出日が一日も記録されていないなかで4月の8,159万ドルを上回り、2026年で最も強い月間流入となっている。
こうした安定した買いが、トークンを中央集権型取引所から吸い上げている。取引所の準備高は直近で約27億XRPまで減少し、オンチェーンデータでは1万トークン以上を保有するウォレット数が33万2,000超と過去最高を更新している。
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アナリストは1.50ドルのレジスタンステストに注目
需給面では有望な状況に見えるものの、価格はほとんど動いていない。約11億6,000万XRPが1.45ドル近辺の損益分岐ゾーンに集中しており、この水準では保有者が上昇のたびに売却して上値の勢いをそいでいる。
ある分析では、上昇に向けたシナリオとして、まず買い手が1.41ドル付近の50日指数平滑移動平均線を取り戻し、その後1.43ドルを明確に上抜けてから1.48ドルと心理的節目の1.50ドルを目指す必要があると指摘している。
モメンタム指標は中立圏にある。RSI は40台前半を推移し、MACD ラインはゼロ未満に位置しており、買い手がじわじわと優位を取り戻しつつある兆候とみられる。
より大口の機関マネーは依然として規制の行方を見極めている。CLARITY法案は5月14日に上院銀行委員会を通過し、今後は本会議で60票の賛成と下院との調整、大統領署名が必要となる。
ここ数カ月のXRP価格推移
規制面で追い風があるにもかかわらず、XRPは年初来で苦戦が続いている。トークン価格は過去12カ月で44%下落し、2025年5月の約2.40ドルから現在水準まで下落したほか、2025年10月から2026年3月にかけて6カ月連続でマイナスを記録した。
強気派は3月、4月、5月に繰り返し1.50ドルに挑戦したが、いずれも定着できなかった。5月14日に一時1.52ドルにタッチしたものの、利食い売りが出て数日で押し戻されている。
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