イーサリアム (ETH) は火曜日、2,120ドル付近から下方修正に入り、マーケット全体で買い意欲が弱まる中で 2,100ドルを割り込んだ。
重要ポイント:
- イーサリアムは2,120ドル近辺のレジスタンスを突破できずに反落し、2,100ドルを割り込む新たな下落局面に入った。
- トークン価格は現在100時間移動平均線を下回っており、強気派が守るべき水準は2,060ドルとなっている。
- 2,060ドルを明確に割り込むと、2,020ドルおよび2,000ドルのサポートゾーンを試す展開になりかねない。
ETHが2,100ドルのサポートを喪失
直近のテクニカル分析では、イーサリアムは2,120ドルを維持できず、その後2,110ドルおよび2,100ドルを割り込む下落が続いたことが 示された。
売り手は、2,000ドルのスイング安値から2,148ドルの高値までの上昇幅に基づく38.2%フィボナッチ・リトレースメント水準を下回る水準まで価格を押し下げた。
この動きにより、時間足チャートで2,105ドル付近に位置していた短期的な上昇トレンドラインも 下抜けした。
一方、2,080ドル近辺では買いが入り、目先の下落ペースはいったん鈍化している。それでも価格は100時間 単純移動平均線 を下回っており、短期モメンタムが強気派に不利な方向へ傾いていることを示す。
直近の本格的なレジスタンスは2,110ドル付近で、その上には2,120ドルと2,150ドル近辺に厚い売りが控えている。
下値側では、2,075ドル付近が最初の下支えとなる水準だ。61.8%フィボナッチ水準と重なる2,060ドルゾーンを明確に終値で割り込むと、イーサリアムは2,020ドル、さらには心理的節目である2,000ドル台まで下押しされる可能性がある。
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なぜトレーダーは慎重姿勢を強めているのか
モメンタム系指標も、弱含みの流れを裏付けている。時間足の MACD は弱気領域で下向きの勢いを強めており、時間足の RSI も50を下回って推移している。いずれも、買い手の自信喪失を示すシグナルだ。
マクロ指標も同様の状況を映し出す。センチメント指標は恐怖ゾーンに とどまり、日次ベースではレンジ下限付近で推移している。
こうしたムードは市場全体にも及んでおり、イーサリアムは過去1カ月で時価の1割超を失っている。アナリストによれば、高い時間軸で2,150〜2,170ドル帯を明確に回復するまでは、「上値の重い展開」が続きやすいという。
イーサリアムは、2,400ドル超の水準から2週間かけてじりじりと値を下げてきた。2026年初頭を通じて、前年に失った地合いを取り戻すのに苦戦している。昨年末には3,000ドル超で推移していたが、その後2月に1,743ドル近辺まで下落し、そこから反発したものの、2025年8月に記録した約5,000ドルの過去最高値(close to $5,000)からは依然として大きく水準を切り下げたままだ。





