Cardano (ADA) の未決済建玉は、主要トレーダーがポジションを手仕舞いし、Binance がトークンのデリバティブ市場での支配力を失う中で、16億ドルから3億3400万ドルへと急減した。
Alphractal の創設者である Joao Wedson によると、この変化は、2024年に勢いを失った Solana (SOL) の前に見られたパターンを反映しているという。
何が起きたのか:ADA 未決済建玉の崩壊
2023年には、Binance が ADA の未決済建玉の80%以上を握っており、残り20%未満を他の17取引所が分け合っていた。この比率は現在、逆転している。
2026年までに、Binance は ADA の未決済建玉のわずか22%を保有するにとどまり、一方で Gate.io が31%で新たなリーダーとして台頭した。
Wedson は、この再配分が重要なのは、ソラナでもほぼ同一のパターンが起きていたためだと指摘する。
2023〜2024年にかけて SOL が20ドルから200ドルへと急騰していた局面では、価格上昇とともに、未決済建玉における Binance の支配力も拡大していた。その後、この支配力が薄れるとともに、ソラナの勢いも弱まった。
「Binance は、レバレッジが集中し競合が限定的なときに限り、強力なアルトコインの上昇相場をけん引する取引所になりやすい」と Wedson は述べている。ADA 自体も直近1週間で10%以上下落し、0.30ドル近辺から0.23ドルまで落ち込んだ後、0.26ドル近辺でのもみ合いが続いている。
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なぜ重要か:分散したレバレッジは上値を抑える
匿名アナリストの Crypto Patel は、週足終値で価格が0.13ドルを上回っている限り、カルダノの長期構造は強気を維持していると見ている。一方で、上昇局面を本格的に再開させるには、ADA が0.44ドル水準を取り戻す必要があると述べる。
その水準に到達すれば、Crypto Patel は、過去サイクルと同様に、1.20ドルから10ドル超までを長期ターゲットとする強気サイクル入りの可能性を見ている。ただし、未決済建玉が複数の取引所に分散しているうえ、より広範な暗号資産市場に下押し圧力がかかっているため、当面の上昇への道のりは大きな障害に直面している。



