日本国債の利回り上昇により、機関投資家は Bitcoin (BTC) を含むリスク資産の圧縮を進めている。現在、約390兆円(約2.6兆ドル)相当の国債保有が巨額の含み損を抱えており、世界市場でさらなるポジション解消を招く恐れがある。
日本国債の損失
CryptoQuant 上で公開された XWIN Research Japan の新たな分析によると、根強いインフレ、金融政策正常化への期待、財政拡大への懸念が相まって、日本国債(JGB)の利回りを押し上げている。その結果、国債価格は下落し、国内銀行は多額の評価損を抱える状況となっている。
数字は厳しい。利回りがわずか1%上昇するだけで、数十兆円規模の保有国債が含み損に転落しかねない。
こうしたストレスは機関投資家にリバランスを迫り、その調整の最初の標的となるのがビットコインを含むリスク資産である。
日本は世界有数の対外投資ポートフォリオを有しており、流動性の引き揚げは世界市場全体に波及する。歴史的なパターンもこの関係を裏付けており、低金利環境ではビットコインが上昇しやすく、金利上昇局面では時価総額最大の暗号資産に重しとなる傾向がある。
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ステーブルコインに滞留する資金
XWIN Research Japan はステーブルコイン市場における顕著なねじれも指摘している。ステーブルコインの総供給量は過去最高水準に迫っており、本来であれば投資に向かう準備資金の積み上がりを意味する。しかし、その流動性はリスク資産へ十分には流入していない。
取引所データもこの状況を裏付ける。
2026年初めにビットコイン市場からは約96億ドルが流出し、その資金はステーブルコインへとシフトしたとみられる。同研究グループは、現在の環境を「流動性は存在するものの、マクロ経済の逆風によりサイドラインに留め置かれている状態」と表現している。
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