Polymarket (POLY) は、短期暗号資産マーケットに Chainlink (LINK) のデータフィードを導入した結果、平均日次取引高が3倍となり1億5300万ドルに達した。
Chainlink連携が取引高急増をけん引
予測市場プラットフォームであるPolymarketは、5分および15分暗号市場のリアルタイム価格算出に、Chainlinkのオラクルネットワークを利用し始めた。その効果は即座に現れた。
Chainlinkは4月8日の投稿で、Polymarketの短期マーケットの累計取引高が40億ドルを超えたと述べている。5分足商品のみでも、取引開始から最初の1週間で2億ドル以上の取引高を生み出した。
連携前の1日あたりの取引高は、現在水準のおよそ3分の1にとどまっていた。
現在、Chainlinkのデータフィードは、遅延した価格ではなくリアルタイム価格に基づいて決済を行っており、これによりスピードと信頼性の両面で改善があったとプラットフォームは説明している。
関連記事: Only 10% Of New CEX Tokens Survive Their First Year, CoinGecko Data Reveals
Polymarketにとってオラクルデータが重要な理由
オラクルを利用した価格決定への移行により、より幅広い参加者層を引きつけているとされる。レポートによれば、個人投資家だけでなく機関投資家もこうした高速マーケットに参入しており、その結果として流動性が一段と厚くなっている。
数分ごとに決済される市場において、「古い価格データ」は信頼性を直接損なう要因となる。
Chainlinkの役割は限定的だが極めて重要だ。外部の価格情報を提供することで、各コントラクトが正確で改ざん耐性のあるフィードに基づいて決済されるようにしている。
もっとも、今回のレポートでは、成長のどの程度が連携そのものに起因し、どの程度が新規ユーザー流入や短期暗号ベッティングへの関心の高まりによるものなのかについて、切り分けは行われていない。数値は連携前後の比較として示されているものの、詳細な内訳は提示されていない。
Polymarketの急成長の背景
Polymarketは、2024年半ば以降、米国大統領選挙マーケットを通じて一般メディアの注目を集めてから、積極的な拡大を続けている。その後、より短期のプロダクトへと事業を広げ、決済頻度を高めることでトレーダーの関心を維持する戦略を取ってきた。Chainlinkとの統合は、この高頻度な取引活動を支えるための最新のインフラアップグレードと言える。
次に読む: Bitcoin Can Be Made Quantum-Safe Without An Upgrade, But There's A Catch






