オンチェーンで取引されるトークン化株式の出来高は55億ドルを超えたものの、取引の大半はいまだに米国市場の取引時間帯に連動していると、新しい Bitget Wallet のレポートは指摘している。
BNB Chain が首位
レポートは Ondo Global Markets のデータを基に作成され、2026年5月までに18万以上のウォレットによる280万件の取引を対象としている。そのうち BNB Chain (BNB) が全体出来高の75%超を処理した。一方で Ethereum (ETH) ユーザーは、平均取引サイズが大幅に大きい傾向がみられた。
24時間取引が可能であるにもかかわらず、出来高のおよそ52%は米国市場の取引時間中に発生し、週末はわずか0.55%にとどまった。500ドル未満の取引は件数ベースで約64%を占めるが出来高では5%に過ぎず、5万ドル超の注文は全体取引の0.5%から35%の出来高を生み出している。AI関連株が直近出来高の35〜40%を占めてトップに立ち、銘柄別では NVIDIA が Micron、Qualcomm、Microsoft、Snowflake を上回った。
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Kan 氏はアクセス拡大に注目
「トークン化株式は伝統的な市場を置き換えるものではなく、そこへのアクセスを広げているのです」と Alvin Kan Bitget Wallet 最高執行責任者(COO)は述べた。トークン化された銀や金も、幅広いリテール投資家から関心を集めている。
レポートは、新規上場ではなく市場の質こそが次の試金石だと位置づけ、米国時間外における流動性、ユーザー定着、価格形成を課題として挙げる。こうしたギャップは、Ondo が急速に拡大する中で浮き彫りになっている。
プラットフォームはローンチから8カ月でロックされた価値(TVL)が10億ドルを突破しており、社長の Ian De Bode 氏は年末までにトークン化株式が30億ドル規模に達すると見込んでいる。
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