Bybit と Tether(USDT)は木曜日、 物理的な金地金をスイスの保管庫で1:1で裏付けしたトークン化ゴールド商品 Tether Gold(XAUT)に連動した 100万ドル超の報酬を提供する共同プロモーションキャンペーンを発表した。
この取り組み「Golden Season」は、仮想通貨市場のセンチメントが急速に悪化し、 トークン化ゴールド市場全体の規模が60億ドル超に拡大する中で 開始された。
Bybitは、XAUTの統合を自社のトレーディング、セービング、ストラクチャード・イールド商品 全般に拡大する計画に加え、 3月にはステーブルコインおよび現実資産連動型のイールド商品を最大1,000万ドル規模で 導入する方針も示した。
これらの数値はすべてBybit自身の試算であり、第三者による検証は行われていない。
何が起きたのか
「Golden Season」プログラムでは、XAUTに連動したトレーディング報酬、 紹介インセンティブ、期間限定のイールドプールが提供される。 Bybit の共同CEOである Helen Liu 氏は、市場低迷時にユーザーが 「安定性を追求するための実用的な手段」を提供したいと語った。
各社によれば、仮想通貨の Fear & Greed Index(恐怖と欲望指数)は 直近で「極度の恐怖」圏に達していた。
Bybitは2026年1月時点で、中央集権型取引所におけるXAUT取引量全体の 約15.75%を占めていたと主張しており、CoinGeckoのデータに基づけば、 当時XAUTの最大の取引プラットフォームだったことになる。
XAUTは現在およそ5,131ドルで取引されており、1月末に記録した 史上最高値約5,500ドルから下落している。 また、直近では原資産である金のスポット価格に対して おおむね2%前後のディスカウントで取引されている。
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なぜ重要なのか
トークン化ゴールド分野は急速に拡大しており、XAUTと PAX Gold (PAXG)の2銘柄で、 2026年2月中旬時点の約60億ドルの時価総額のうち およそ97%を占めている。
Bybitのアナリストによれば、現物の金価格は2025年に64%以上上昇し、 1979年以来最大の年間上昇率を記録した。 その背景には、各国中央銀行による金の積み増し、インフレ懸念、 地政学的な不確実性などがあるという。
このキャンペーンの本質は、Bybitによる顧客獲得および維持の施策だ。 100万ドル規模の報酬が、XAUTの流動性や取引所におけるユーザー定着を 実質的に押し上げるかどうかは、今後の推移を見守る必要がある。
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