オランダ・アムステルダム発、2026年7月14日(現地時間)/Chainwire配信
ブロックチェーン分析企業のCrystal Intelligenceは、 自社のオンチェーン分析プラットフォーム「Crystal Expert」に、AIアナリスト機能 「Ask Crystal」を新たに搭載したと発表した。
「Ask Crystal」は、あらゆる暗号資産トランザクションのオンチェーン情報を俯瞰し、 検証可能なブロックチェーン上の証拠に基づいて、一つの明確なナラティブ(ストーリー) として構造化して提示する機能だ。コンプライアンス、調査、リスク管理の各部門における アナリスト業務を補完し、より短時間で質の高い判断ができるよう設計されている。
コンプライアンスや不正調査、リスク管理の現場では、ブロックチェーン取引の審査件数が 増え続けている。個々の案件について、取引詳細、資金のつながり、発報されたアラート、 カウンターパーティの履歴など、重要なシグナルは複数の画面に分散しているのが実情だ。 その結果、同じ案件を見ても担当者によって判断が分かれやすく、審査に時間がかかり、 意思決定の不整合や、ミスを許容しづらい担当者への認知的負荷の増大につながっている。
「Ask Crystal」は、こうした摩擦を取り除くことを狙う。Crystal Expert上の任意の トランザクションについて、専用タブからワンクリックで平易な言葉によるAI要約を 生成でき、必要に応じて何度でも再生成が可能だ。
要約は、次の四つのセクションで構成される。
- 取引概要
- 資金の出所・行先を含むコネクション分析
- アラートの種類と検知ルールを説明する詳細
- 過去のやり取りと、信頼済みリストとの照合結果
従来、複数のタブやアラート画面を行き来しながら手作業で情報を突き合わせていた作業を、 一度の読み込みで代替できる設計となっている。
「コンプライアンス、調査、リスク管理の各現場では、証拠が画面のあちこちに散らばった 状態のまま、限られた時間の中で重い判断を下すことが求められています」と Crystal Intelligence 最高経営責任者(CEO) Navin Gupta 氏は語る。 「Ask Crystalが変えるのは、このプロセスそのものです。AIが数秒で読み込みと相関付け、 クロスチェックを行い、アナリストにはエビデンスに裏打ちされた一つの明快なストーリーを 渡します。意思決定を自動化するのではなく、あらゆる判断に必要な“全体像”を与えるのです。」
チームにもたらされる主なメリット
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オペレーションの複雑性を低減
重要なシグナルを、一つの構造化ビューに集約。 -
判断の一貫性を向上
コンテキスト、つながり、アラート、履歴を、毎回同じロジックで解釈。 -
認知的負荷を軽減
タブやアラート画面間での手作業の突き合わせを不要に。 -
オンボーディングを加速
ガイド付きの平易な説明により、新任アナリストも案件を学びやすく。
Ask Crystalは、Crystal Expertの一機能として提供される。Crystal Expertは、 コンプライアンス部門、不正・犯罪調査チーム、金融機関、規制当局などが利用する インスティテューショナルグレードのプラットフォームで、330を超えるブロックチェーン上の 資金フローを追跡し、規制当局が受け入れるレベルのレポートでコンプライアンスを証明する ために用いられている。
Ask Crystalへのアクセスは、ロールベースの権限管理により制御される。 同機能は、順次Crystal Expertの既存顧客向けにロールアウトされている。
Crystal Intelligenceについて
Crystal Intelligenceは、ブロックチェーンの複雑なデータを、コンプライアンス部門、 調査チーム、金融機関、規制当局向けに、明確で実務に直結するインテリジェンスへと 変換することを使命とする企業だ。
旗艦プロダクトのCrystal Expertは、330以上のブロックチェーンと11万超の属性付け済み エンティティをカバーし、リスク検知、資金トレース、コンプライアンス証明に必要な 検証済みデータを提供している。
本社はオランダ・アムステルダムに置かれ、ISO 27001認証およびGDPR準拠を取得。 データガバナンスはEU域内で運用されている。
問い合わせ先
PRマネージャー
Lesia Klochai
Crystal Intelligence
[email protected]

