米カリフォルニア州サンフランシスコ発、2026年7月17日(Chainwire)
クラウドソーシング型ヘッジファンドが第3弾の公開市場での自社トークン買い戻しを完了、 貢献者ネットワークと運用資産の拡大が継続
Numeraiは、クラウドソースによる機械学習モデルを原動力とする分散型ヘッジファンドであり、 本日、独自トークンNumeraire(NMR)の第3弾となる戦略的買い戻しの完了を発表した。 今回、新たに約120万ドル相当のNMRを公開市場で取得し、過去1年間におけるNMRの累計自社買い戻し額は約320万ドルに達した。
今回の買い戻しは、Numeraiが構築するステーキングシステムへの継続的なコミットメントを示すものだ。 この仕組みにより、世界中の独立したデータサイエンティストが、同社ヘッジファンドの中核となる Stake-Weighted Meta Model(ステーク加重メタモデル)の性能向上に向けて インセンティブを共有する構造が成り立っている。
参加者は自ら構築したモデルにNMRをステークし、そのモデルが将来の市場データに対して高い予測精度を示した場合は追加のNMRを獲得し、 期待に届かなければステークしたNMRを失う。 こうした仕組みによって構成されるStake-Weighted Meta Modelは、Numeraiの社内ベンチマークモデルを引き続き上回る成績を示しており、 予測精度と経済的報酬を連動させる設計の有効性を裏付けている。
2025年7月の初回戦略的買い戻し発表以降、Numeraiのネットワークは大きく拡大している。 アクティブアカウント数は過去1年で2倍超に増加し、投稿されるモデル数も増加基調が続く。 さらに、「Numerai Skills」や「Numerai Model Context Protocol(MCP)」、「Atomic Blockchain Staking」といった新たなインフラを導入し、 AIシステムによる自律的な参加が一段と進む環境を整備してきた。
裏付けとなるヘッジファンドビジネスも拡大が続いている。 会社によると、Numeraiが運用する資産残高は現在約7億ドルとされ、2025年末時点の約5億6,000万ドルから増加した。
Numeraireは発行上限1,100万NMRで設計された固定供給型のEthereumトークンである。 トーナメント報酬およびステーキングインセンティブはNumeraiのトレジャリー(保有分)から分配されるため、 同社は公開市場での買い戻しを通じて保有トークンを補充している。 今回の買い戻し前、Numeraiトレジャリーには約310万NMRが残存していた。
過去2回の発表とは異なり、今回は公表時点ですでに買い戻し取引が完了している。 取引は、これまでと同様にCoinbase Institutionalを通じて公開市場で実行され、 数週間にわたりビッド近辺の水準で分散して約定させることで、市場インパクトの最小化を図った。
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Numeraiについて
Numeraiは、2015年に設立されたサンフランシスコ拠点のヘッジファンド兼データサイエンスプラットフォームである。 グローバルなコンペティションとオープンAPIを通じて、世界中のデータサイエンティストが株式市場のシグナルを投稿し、 それらを統合した単一のメタモデルを用いて世界の株式市場で運用を行っている。 Numeraire(NMR)は、ファンドのパフォーマンス向上に資するモデルへのステーキングおよび報酬支払いに用いられるトークンだ。 Numeraiは、オープンかつ競争的な機械知能を通じて「世界最後のヘッジファンド」を構築することを掲げている。
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