トム・ティリス上院議員は、銀行と暗号資産企業の間で進むステーブルコイン利回り協議が未完了だとして、上院銀行委員会のティム・スコット委員長に対し、CLARITY法案の審議入りを5月まで見送るよう要請している。
ティリス、5月マークアップを要請
ノースカロライナ州選出の共和党議員であるティリス氏は、同委員会が4月中にデジタル資産の市場構造法案を進めるべきではないとスコット氏に伝えたと、Punchbowl Newsが火曜日に報じた。
「マークアップ(条文審議)は5月を視野に入れる必要がある」とティリス氏は述べた。
ティリス氏は月曜夜、記者団に対し、4月中のマークアップは想定していないとも語った。ステーブルコインの利息(利回り)をめぐる妥協案について、交渉担当者に協議を続けてほしい考えだ。
ティリス氏はメリーランド州選出の民主党議員であるアンジェラ・オルズブルックス氏とともに、利回りをめぐり銀行陣営と暗号資産陣営の橋渡し役を務めてきた。両者の草案では、遊休残高への受動的な報酬を禁止する一方、取引や活動に基づくインセンティブは認める内容となっている。
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銀行側は強硬姿勢
上院銀行委員会は、4月27日の週にマークアップを通知するかどうかを金曜日までに判断しなければならない。すでにケビン・ウォーシュFRB議長指名公聴会が日程を圧迫している。
全米銀行協会(ABA)は今週、新たにPolitico紙の広告を打ち、利回り付きステーブルコインに反対する圧力を強めた。銀行業界団体は、こうしたトークンが従来型預金口座から資金を流出させかねないと主張している。
スコット・ベッセント財務長官は、議会に早期対応を促しており、遅れがビットコイン(BTC)およびより広い市場に重しとなっていると指摘している。
Polymarketのトレーダーは、ドナルド・トランプ大統領が今年中に法案に署名する確率を現在50%と見積もっており、最近のピークである64%から低下している。下院は2025年7月に賛成294、反対134で独自案を可決しており、上院農業委員会は1月に関連部分のマークアップを実施している。
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