XRP Ledger (XRP) 上の1日あたりトランザクション数は、過去1年間でほぼ3倍となり、今週はおよそ300万件に達した。これは2025年半ばの約100万件からの増加であり、最大の公開XRPトレジャリー企業である Evernorth が公開したデータによるものだ。一方で、トークン価格は依然として約1.40ドル前後の狭いレンジにとどまっている。
何が起きたのか:XRPネットワーク活動が急増
Evernorthが共有したデータによれば、レポート対象期間のなかで最も強い月は2026年2月だった。同月の1日平均トランザクション数は約130万件に達し、2025年5月の80万件から増加している。
2026年3月には、1日あたりの個別ピークが300万件に到達している。
ただし、この成長は決して一直線ではなかった。月間平均は2025年5月から8月にかけて80万〜95万件の間で変動し、その後は70万件近くまで落ち込んだ。2025年6〜7月には、これを下回る日もあった。
第4四半期には緩やかな回復が見られたものの、年末には再び減少に転じ、月間平均で100万件を超えたのは2026年1月になってからだった。
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なぜ重要なのか:ネットワーク成長に価格が追いつかず
ネットワーク利用が急増しているにもかかわらず、XRPの市場価格は連動していない。トークンは依然として約1.40ドル前後の比較的狭いレンジで推移しており、オンチェーンの実需と市場評価の間に明確なギャップが生じている。
Grayscale Investments のリサーチ責任者である Zach Pandl 氏は、Paul Barron 氏との最近のインタビューで、この乖離について言及した。同氏は、XRPに連動した商品にはすでに相当な投資需要が集まっているものの、特にCLARITY Act の可決といった規制面の明確化が起これば、リプライシング(再評価)が引き起こされる可能性があると述べた。
「XRPを確実に含む、幅広い資産クラスにわたって再評価が起きるだろう」とPandl氏は語る。
また同氏は、XRPの長期的なトークン供給見通しについても、立法面の明確化が価値向上につながり得る分野だと指摘した。
Evernorth自体も、機関投資家の関心の高まりを反映している。同社はXRPをトレジャリーリザーブとして積み上げる目的で、2025年10月に10億ドルの企業評価額を発表した。これは Bitcoin (BTC) を用いたStrategy によって広められたモデルに倣うものだ。Strategyが基本的に「保有のみ」のアプローチを取っているのに対し、Evernorthは機関向けレンディングやその他のDeFi活動を通じて、時間の経過とともに1株あたりのXRP保有量を増やすことを目指している。
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